野犬の読書

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2018年08月29日ナビトモブログ記事
テーマ：一人旅

外出用バッグに、文庫本を入れたのが、嬉しくて・・。

白内障の手術をした甲斐があった、というものである。

ずっと読書は億劫だった。読めない訳では無いけれど、直ぐに目が疲れてしまい、ゆっくり本を読む、と言うことはしなくなってしまった。

数年前から、そんな調子だったけれど、主人が病を得ていたので後回しにしていたのだ。

その後も、演奏会の企画があったので、楽譜を読む必要があり、眼科に通うのは更に後回しになってしまった。

白内障の手術の際には、焦点は読書出来る距離、にして貰った。

これから続くシニア生活では、多分外に出るより、家で本を読む時間の方が長くなる事だろう。

昨日は、糸井重里さんの伝記の様な文庫本を持参して、外出先で色々待たされたりしたけれど、むしろ本を読めることが楽しかった。

注文していたメガネとサングラスも出来上がったし、私の日常もやや行動的になるかもしれない。

それとも逆に、本が読めるのでインドア生活になるだろうか・・。

昨日は、音楽を聴きながら、本を前にして、買って来た餃子でビールを飲む、という至福な時を過ごした。

ながら族の、極致である。

主人が居たら、こんなお行儀の悪いことはしなかったけれど・・。

これから更に、独居生活での野犬ぶりが、高まっていきそうである。