ほっこり

鏡よ鏡、鏡さん 

2018年08月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:小咄

○ 鏡よ鏡、鏡さん

白雪姫のお城に新しく継母がやって来た。
彼女は負けん気が強く、珍しい物が好きな性格だった。

ある日商人がお城にやって来た。

商人〜

「この大きな三面鏡は人の質問に答えます。一つは本当の事を必ず言います。又一つはうそしか言いません。残りはうそをついたり本当の事を言ったり気分屋です。
但し、初めて問いかけた人にしかそれ以降答えません。
あなた様の専属となります。
だから、この鏡が出来上がって誰も問いかけたことがありません。私も勿論質問はしていませんよ。この鏡はそれぞれ取り外し自在です。言っておきますが見極めは意外と難しいと聞いております」

継母〜

「それは面白いわね。頂くわ、そんなの見分けるの簡単よ。」

そして、継母は購入しました。

継母「鏡よ鏡、鏡さん〜この世で一番美しいのは誰だ?」

左・・「白雪姫です」
真ん中「あなた様です」
右・・「あなた様です」

「左はうそをついている」

何のためらいもなくそう確信した。

その後、残りの2枚にもう一度聞いた。

真ん中「あなた様です」
右・・「白雪姫です」

「わかったわ、右がいいかげんな鏡ね」

継母は左右を取り外し真ん中を残した。

「こんなに簡単なのにあの商人はバカだわ」

商人の言った「見極めは意外と難しい」
継母はこの真の意味が理解できていなかったのです

継母のこの誤った判断のおかげで白雪姫は毒リンゴを食べることもなく幸せに暮らすことができた・・・

・・のでしょうか?

いいえ、違います

七人の小人やあの王子様と出会うことができなかったのです。

災い転じて福となす
この逆パターン

白雪姫の知る所ではないのです

白雪姫は平々凡々な娘時代を送ったとさ



○ 三休さん


殿様「三休やお前に頼みたいことがあるが、仏門に籍を置くお前にはきっと出来ぬ相談がある」

三休「何でございましょうか」

殿様「若くして夫を亡くした武士の奥方がいる。あれ以来死にたい、死にたいと申して困っておる。
そこでお前に頼みと言うのはその奥方を望み通り極楽浄土の世界へ旅立たせて欲しい。但し、殺生はならんぞ。出来るか?」

三休「わかりました。その代わり少々お時間をください」

そして、三休はその奥方の元へと行った。

その後三休はなかなか姿を現しません
そこで殿様はある日、使いを送って三休を呼び寄せました。

殿様「なかなか戻って来なかったが、首尾の方はどうだった?」

三休「殿様のおっしゃるように致しましたが、奥方様が私を帰してくださらぬのです」

殿様「それが答か、わしには意味がわからぬ」

三休「○○殺しと言うことです」

殿様「なるほど!又一本とられたな〜そのコツをわしにも教えてくれ・・ん〜ん、なる程、さすが心優しき三休よ。でかした、感謝するぞ」

それからと言うもの三休さんにはあだ名がつきました

「○○殺しの三休さん」と・・・

三休さんは口説き上手だったのでしょうか、いえいえ優しく接しただけのことです
お話をよく聞き、心を癒して差し上げたのです
世間の評判とはいい加減なものです
三休さんはこの言葉を知っていて利用しただけですよ

○○内には漢字2文字が入ります



・・・・・

久し振りに拙い小話((パロディ)書いてみました
やはり、題材と話の落とし所が難しいです



○ LoLa&Hauser〜Moonlight Sonata 4:07
https://www.youtube.com/watch?v=AzWDs26YL9Y



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漫歩さんへ

ぼてふりさん

誉め殺し〜も、考えました

頭の中は常に眠っています
いい発想が浮かびません
駄作が多いですが
書いた後は読み手の自由だと思っています

何か腹の底から笑える話が書けたらなと
暇人は考えています

2018/08/10 12:14:13

小咄と数学

漫歩さん

台風一過、特別誂えの脳が満を持してフル回転し始めたようですね。

その為でしょうか難しいですね。

殺すには癒しの意味もあったなんて恥ずかしながら
知りませんでした。

2018/08/09 21:40:41

アダージョさんへ

ぼてふりさん

暑さにとろけ、寝ボケ頭で書いた戯言です
かなり書き直しました
いや〜お恥ずかしい限りです

「やんごとなきお方は 崩御崩御と のたまえり」
馬鹿ですネエ〜

が、今一つこの脳では理解できませんでした
崩御〜天皇がお隠れにならることですね

古語では「させ給ふ」〜最高尊敬語
おおとの籠り=大王(おおきみ)がお休みになる

昔習った断片的知識しかありません

2018/08/09 15:06:35

完全に降参

アダージョさん

ぼてふりさん

とろけた脳では 1、2、話とも理解できません。
時には詩的で幻想的な ブログを書かれたと思ったら 次はパロディー 変幻自在な貴兄の才能 驚嘆です。
2話で思い出したのは
「やんごとなきお方は 崩御崩御と のたまえり」
馬鹿ですネエ〜。

2018/08/09 12:39:56

月あかりさんへ

ぼてふりさん

すみません

2話目は投稿しようかどうか迷いました
○○ではやはりダメでしたか・・・
反省しきりです
でも、今更消去できないので許してください

暑さで頭がアンポンタンの川流れです

読み返してみて、間違ったこと書いてるわ、誤字の多かったこと!
かなり、訂正しました
不愉快に思われた方々に謝罪致します

トホホ・・・

2018/08/09 11:23:50

暑さで・・・

月あかりさん

脳がイカレテいるみたいです。
書いてはいけない2文字を書いたり、読解力不足。
あんぽんたんのKYになってしまいました(笑)

2018/08/09 10:58:31

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