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レスティの思い出　

2018年07月06日
テーマ：シニアライフ

四つ葉さんのブログに、「ジャガイモのガレット」というお料理が載っていた。

読んでみると、スイスのポテト料理「レスティ」によく似ている。

懐かしくて、今朝久々に作ってみた。


私の知っているレシピは、薄く千切りにしたジャガイモに塩胡椒して、フライパンで焼くだけだ。

四つ葉さんのレシピは、千切りにしたジャガイモをまずお水にさらして、チーズと共オリーブオイルで焼く、というタイプだ。

いかにも濃くがあって、美味しそうである。


早速、朝食用にハンバーグの付け合わせにして、写真を娘にLINEで送った。

すると、

「子供の時に、ポテトのパンケーキ、というのを食べた気がする、日曜日の朝に。パンケーキというので、喜んだら、甘くなくて衝撃的だった記憶が・・」と、返事が来た。


確かに。

私の記憶に寄れば、「徹子の部屋」に登場した、平野レミさんの紹介していたお料理だった。

その時、平野さんが、

「お水にさらすとくっつかなくなるので、これはさらさないの」と、例の早口で言ってたのを、妙に憶えているのだ。

作った私自身が、勝手に想像したお料理だから、ケーキという響きからくる娘の期待とは、相当ギャップがあったのだろう。


私自身は長じて、というか中年になって、チューリッヒのレストランで、初めて「レスティ」を認識した。

何かのお料理を頼んだら、「ジャガイモは、レスティかフライドポテト、どちらにしますか」と聞かれた。

「レスティ、って？」と聞くと、近くのテーブルに乗っているお料理の方を見て、

「あれが、レスティですよ」と教えてくれた。

外のテラスに、食卓が並んでいる様な、庶民的な場所だった。


庶民に人気のある、土地の食べ物は、まず間違いなく美味しい。


それからは、レスティにはまった。

ウィーンのレストランでも、時々メニューで、「付け合わせは、フライドポテトか、レスティを選択」というのを見かけた。

あるときは、庶民的なウィーンのレストランで、メニューに無いのに、

「フライドポテトの代わりにレスティ、って頼めるかしら？」と注文したこともある。


でも、自分で作ってみると、中々レスティは思うようにいかない。

素材、そのものが違うこともあるだろうけれど・・。

今朝のレスティも、ちょっと微妙だったなぁ。



次回は、四つ葉さんのレシピに挑戦だ！


お水にさらして、チーズと一緒に、焼いてみよう。

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