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敏洋’s 昭和の恋物語り

えそらごと (三) 

2018年06月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日のことだ。
珍しく岩田との車談義になった。
性能云々ということではなく、無謀運転だと岩田には映っている走り方についてだ。

「罰金に、下手をすれば免停だよ。
大損じゃないか」
と諭すように言った。

噛み合わない会話だと知りつつも、なんとかへこましてやろうと、ムキになって反論する彼だ。

「あんたのような模範生じゃダメだ。
この気持ちが分かるはずがない。
追い越しなんかで意地悪されるだろ」

「そんなことはないさ。
ちゃんと、交通法規通りに走っているんだ、大丈夫だよ」

「分かってないな、法規なんて破るためにあるんだぜ。
ポリスという職業がある以上、誰かが違反しなきゃ。
そうでなかったら、ポリスさんたちの存在意義がないだろうが。
我々青年はだ…やめた。
あんたにこんなこと言っても始まらない」

 伝票が出来たぞ! と声がかかり、二人して倉庫の二階にある事務室に入った。
中二階の造りで事務をする人間には不評な一室だ。
広さも八畳ほどで、そこには女子事務員が三人と課長が陣取っている。
そして社長夫人が経理担当としてにらみをきかせている。

主任の席もあるにはあるのだが、一階の入り口近くに机を置いて差配している。
現場での仕事が多いからというのが理由なのだが、社長夫人が苦手だからさと噂されている。

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