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2018年01月29日 外部ブログ記事
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 「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著

 日曜日はアスリエジムで筋力トレーニング。今月はこれで三回目。まずまずの回数になる。理髪店がジムの近くにあるので、散髪はいつもこちらですることにしています。従って、月一には散髪とジムの組み合わせになります。前日TVで主題の「君たちはどう生きるか」の紹介を観て、帰途、本屋さんに立ち寄り、漫画本ではなく岩波文庫本を購入しました。

 早速読み始めましたが面白そうなので、大阪にいる孫にスカイプでこの本を知っているかと聞いてみるとやはりTVで見て知っているとのこと。本を送ってあげてもいいのですが、漫画本は1,300円程度ですので、ママにおねだりして買ってもらいなさいと言っておきました。結果はどうなるのでしょうか。

 あらすじは、「旧制中学二年(15歳)の主人公である本田潤一ことコペル君は、学業優秀でスポーツも卒なくこなし、いたずらが過ぎるために級長にこそなれないが人望はないではない。父親は(亡くなるまで)銀行の重役で、家には女中が1人いる。
同級生には実業家や大学教授、医者の息子が多く、クラスの話題はスキー場や映画館、銀座や避暑地にも及ぶ。コペル君は友人たちと学校生活を送るなかで、さまざまな出来事を経験し、観察する。
各章のあとに続いて、その日の話を聞いた叔父さんがコペル君に書いたノートという体裁で、「ものの見方」や社会の「構造」、「関係性」といったテーマが語られる、という構成になっている。
 
コペルニクスのように、自分たちの地球が広い宇宙の中の天体の一つとして、その中を動いていると考えるか、それとも、自分たちの地球が宇宙の中心にどっかりと坐りこんでいると考えるか、この二つの考え方というものは、実は、天文学ばかりの事ではない。世の中とか、人生とかを考えるときにも、やっぱり、ついてまわることになるのだ。
— ものの見方について(おじさんのノート)」

 この作品は「日本小国民文庫」全16巻の第12の第一回目の配本でした。1937年7月に完結しています。1931年に満州事変が勃発し、軍部は大陸に進出、軍国主義が勢力を強めていた頃のことでした。上記の第一話は主人公の本田潤一がおじさんと銀座の百貨店の屋上から東京市(当時は東京は市)の佇まいを見て、「分子」のようだと感じた事からおじさんが、その見方を決して忘れないようにとコペルニクス(コペル)とあだ名した部分です。

 宮崎駿さんが次の作品の名前は「君はどう生きるか」となると制作意欲を発表済みですのでどのような映画が出来るのか今から楽しみです。日々是好日。

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