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2017年02月27日 外部ブログ記事
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 囲碁を広めよう


 日に日に春らしくなってきました。我が家の庭にもサヤエンドウ、スナックエンドウンド等はゴウヤを植えていたところに、裏の小さな畑には葉物野菜を、そしてポットには各種野菜の種まきを済ませました。これから毎日の水やりと芽が出来来るのが楽しみです。葉物野菜の若く美味しい苗を狙ってすでに鳥たちがついばみ始めました。

 さて今日は囲碁に関する耳寄りな話です。これから初めて囲碁を勉強しようかと考えている人、又現在囲碁を楽しんでおられる方両者にとっての素晴らしい情報です。囲碁は世界中で50百万人の愛好者がいる、日本の文化の一部です。ご存知のように最近こそ世界戦では中国、韓国プロの後塵を拝していますが、徳川幕府の庇護を受けお城碁の制度等のお陰で、近年まで日本の囲碁界は世界を制していました。総本山である日本棋院が設立されて以降、海外普及も盛んです。

 昨年井山裕太プロが七冠を達成し(現在は6冠)、アルファー碁(人工知能を持ったグーグルのソフト)が初めてイセドル(韓国トップ棋士)を4勝1敗で破ったことから、この度日本棋院とNTTドコモが主催し関西棋院で3/21-23日に、日・中・韓のトップ棋士とDeap Zen Go (開発者は加藤英樹、Zen ソフトの開発者)が総当たりで人間とコンピュターを含めた世界戦を行うという珍しい企画です。日本からは井山棋士が参戦し、勝者には50百万円が与えられます。

 話はここで終わりません。この企画を契機に日本棋院はJMOOC(Gacco)と協力し囲碁講座の無料配信を始めました。すでに第一回講義は収録済みで、どなたでもGaccoに登録すれば見ることができます。第一回講義の内容は囲碁の歴史、ワールド碁チャンピオンの紹介、出場棋士井山裕太プロ並びにZenの開発者である加藤秀樹さんとのインタビュー、囲碁の基本ルール、6,9,19路盤による囲碁の打ち方などです。説明は吉原ゆかりプロ(ヒカルの碁の監修者で、現在東大でも囲碁講座の先生をしている)で、まったく囲碁を知らない人を対象に講義が進みます。子供たちに囲碁を始めて教えたいという人には最高の企画です。

 第二回講義の配信はこれからですが、内容はAI(人口知能)とは何か、人工知能と囲碁などについて専門家の話を聞くことができます。人口知能の影響は囲碁のみならず私たちの生活をこれから一変させます。必見であると同時に楽しみな企画です。勿論日本棋院は囲碁人口を増加し、特に日本の囲碁レベルの底上げを図るための一助となることでしょう。現在世界戦で日本が再びトップの座を復活すべく、別途、GO GO Japanプロジェクトも進展中です。尚、注意すべき点はDeap Zen Goのソフトは日本が開発したもので、グーグルのアルファー碁ソフトや、その後のマスター・ソフトとは異なります。アルファー碁は序盤に強く、Zennは中盤以降に強いソフトといわれています。AI搭載でどの程度の力を発揮するのかが見ものです。日々是好日。

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