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伝染する笑い 

2017年02月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:思い出すままに

もう時効だから、書いても良いと思うけれど・・。


かつて音大で教えていた頃。

学年末試験を審査をしていたとき。

とんでもない音の間違いをして弾いた学生が、いた。


一回なら「おやおや」ですむのだけれど、再度同じパターンが出てきた時に又、当然とばかりに同じ間違いを繰り返した。

音の間違いに関しては、通常は「不注意だなあ」という印象を受けるのだけれど、音楽の場合は、あまりにも突飛な音が飛び出すと、思わず笑いへと気持ちが転換してしまう。


でも、まさか「くっくっく」という訳にもいかず、このときは、それこそ全精神を集中するようにして、笑いをこらえたのだが・・。


やっと落ち着いて、ふと目を上げると。

演奏する学生を挟んで、向かい側にすわって審査していた男の先生と、目が合ってしまった。


謹厳そうな彼の目が、必死に笑いをこらえているのを見て、もはや私の我慢も臨海点を超えてしまったのだった。


その後は、ご想像に任せます・・。

お読みになっている方々にも、経験がおありかも知れないですし。



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Reiさん

シシーマニアさん

まさに、そんな場所で・・。

お葬式とか法事とかは、私の様な笑い上戸にとって、「不謹慎」という文字と戦わねばならない、厳しい場所なのです。
少しずつ、年齢を重ねている事で改善されている事を願っていますけれど、予習できないじゃいない?

2017/02/05 20:36:43

経験あり?

Reiさん

その昔、私の祖母のお葬式の時のことでした。
叔父が足が痺れて、思わぬ方向へ転んでしまった時…それまでの緊張感が一気にゆるんで、あちこちから押し殺したような笑いが起こったのを思い出しました(≧▽≦)

2017/02/05 19:02:40

村雨さんは

シシーマニアさん

笑い上戸ではないの?

2017/02/05 15:26:26

経験

さん

思うに、ワタクシは、くっくっくと笑われるほうが多かったことでしょう。

2017/02/05 11:58:28

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