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2016年12月25日 外部ブログ記事
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 NHKスペシャル「ドラマ 東京裁判〜人は戦争を裁けるか〜」全4話


 昨日は家内の通う教会のクリスマス礼拝に参加。写真は一昨日のパーティーで歌う青木功プロ。今日はクリスマス。このよき日にNHKスぺシャル「ドラマ 東京裁判」を振り返りたいと思う。昨日、四話連続でNHKスペシャルをDVDで見た。インド代表のパル判事の話「全員無罪の議論」は知っていたが、オランダ代表、レーリング判事の議論「平和への罪は国際法になく、存在しない法をもって人を裁くことはできない」がこのドラマの大きな論点で、大変参考になる部分だ!

 以下産経新聞からの引用記事
 NHKは16日、東京裁判を題材にしたNHKスペシャル「ドラマ 東京裁判〜人は戦争を裁けるか〜」全4話を12月12〜15日(午後10時25分)に総合テレビで放送し、米動画配信大手のネットフリックスが放送日から世界20言語で海外にも配信すると発表した。NHKとオランダ、カナダ両国の制作会社の国際共同制作で、NHKが企画・原案と歴史的事実の精査を担当したという。
 NHKは「人は戦争を裁くことができるか、という厳しい問いに向き合った男たちが繰り広げる、緊迫感あふれるヒューマンドラマ」と説明。NHKが世界各地の公文書館や関係者に取材し、原案を作成した。判事役は判事の母国出身の俳優が演じ、日本人では、ドイツ文学者で評論家の竹山道雄を、映画監督で俳優の塚本晋也さんが演じる。せりふは英語で、日本での放送では日本語吹き替え。

 更に、弁護士でもある、橋下徹氏のブログからも以下引用させていただく。
東京裁判は確かに大欠陥の裁判だ。当時、侵略戦争を個人の罪として裁く法的根拠はなかった。後から作った法律で裁いてはならないという「事後法の禁止」という法論理は人を処罰する法律理論の中でも基本中の基本。法による統治ということが進んでいる近代国家であればあるほど、事後法の禁止の原則は絶対に守らなければならない。
人は事前に定められた法律があるからこそ、それを守る行動をとることができる。後から作った法律で処罰できるなら、時の権力者が権力の乱用によって特定の者を処罰することができる。このような事態を防ぐことが近代国家の絶対的目標であり、これが事後法の禁止という法論理だ。
ところが、戦勝国である連合国は、日本の指導者を処罰しなければならないという結論から先に入って、理屈を作っていく。日本の指導者を処罰すべきと考える裁判官たちは、後から作られた国際軍事裁判所憲章を絶対的なものとしてこれに基づいて裁判を行い、日本の指導者を処罰していくが、もしこれが自国内での裁判であれば彼らは同じ論理を採らなかったと明言する。日本の指導者、ナチス・ドイツを処罰するための特別な理屈であることを彼らは認めていた。

 私たちの歴史認識、特に日本の近代史に対する学びは不十分である。勿論、歴史は所詮「勝者の歴史である」のも事実ながら、現政権を正当化するために作られた歴史も多い。私たちは真実を学び、冷静に歴史から学ぶ姿勢を大切にしたい。そのように考えると、東京裁判の裏で議論された11名の判事たちの葛藤が興味深く、又国立文書図書館には、東京裁判の記録としてパル判事やレーリング判事の異論が残されていることを知り、今般、各国でドラマが配信されてることは意義深い。

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