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2016年12月19日 外部ブログ記事
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 「才能を磨く」ケン・ロビンソン


 写真はおばあちゃんに教えられ、ミヤちゃんが作ったクリスマス・料理(デコレーション)。8歳のミヤちゃんと一緒に過ごして気が付いたことがあります。ママにガミガミ叱られながら学校の宿題をするときにはなかなか始まるまでに時間がかかります。ところが自分の好きな料理のお手伝いや、端切れを使っての作業だと、何時間でも熱心に作っています。昨日、一緒にお風呂に入ってミヤちゃんに聞いてみました。会話は次のようなものです。「ミヤちゃん、どうしてお勉強はなかなか始めないの?」、「だって嫌いなんだから・・・面白くないもの。」、「お料理は?」「好きだよ。お裁縫も好きだよ。」とこんな具合です。

 皆さん、ケン・ロビンソン氏をご存知ですか?同氏は1950年生まれの英国ウォービック大学で12年間教育学教授をして、現在は名誉教授。英国「創造的教育、文化教育諮問委員会」委員長、シンガポール政府顧問などを歴任、創造性、イノベーション、能力開発に関して世界的に著名な人物です。

 TED・トーク(米国ニューヨークから、「広める価値のある話」を無料でネット配信する仕組みで、リアルには年間8500ドルの会費で、米国各地で開催されるTEDの集まりに参加できる)では、スティーブ・ジョッブ氏やアルゴア氏を抑え、TEDの再生回数は2000万回を超えています。「才能を磨く」ー自分の素質の生かし仕方、殺し方ー
は宮吉敦さんにより邦訳されています。私はこれから、軽井沢で読む予定で既に入手済みです。
 
 ケン・ロビンソン氏のTEDトークは当に「広める価値のある話」でおすすめです。同氏によれば{学校教育}は産業革命以来、機械化により生産性を上げるための”知識を教える仕組み”で、、インテリジェンスは得られても、創造性やイノベーションには役立たない。現在の学校教育は改正(エボリューション)ではなく、改革(レボルーション)しなければならないとのことです。日本でも、明治期や戦後の復興期に果たした学校教育の役割は大きかったと考えられます。

 しかし、現在の例えば東大のような有名大学に入学するための幼稚園、小学校、高等学校選び、はたまた塾通いは全く目的を果たしても、何らこれからの人生に役に立たないことになりそうです。知識教育から共感教育に変え、創造性やイノベーションを開発する能力を開発することこそ必要なのです。「能力を磨く」の章建ては
①エレメントを見つける②何が「できる」のか③自分の中を掘る④何が「好き」なのか⑤何をすると「幸せ」か⑥世界との「接し方」を変える⑦「現状」を正確に知る⑧「同族」を探す⑨次はどうする⑩足を踏みだす です。

 来年は年初から日本の教育改革、社会人大学や教養講座について真剣に考えてみたいと思っています。年初にこの本を読み終わったところで今一度、ケン・ロビンソン氏の考え方を整理してみたいと思っています。皆さんもぜひ時間を見つけて同氏のTEDトークを聞いてみてください。何本も教育について短く語っていますので参考になります。しかし英語で、尚且つジョーク満載ですから、英語の苦手な人にはスーパー入りのTEDをお勧めします。日々是好日。

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