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人生いろは坂

時は流れて 

2016年09月25日 外部ブログ記事
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 ことのほか時間の流れが速い。振り返って見れば、9月も終盤に近い。やがて10月が来る。
回船問屋の場合は、お役所と一緒で4月からが新年度の始まり。それから数えても半年が
過ぎたことになる。

 しつこいほど繰り返しやってくる台風。そして異常続きのお天気。記録ずくめの土砂降りの雨。
原因はともかく、異常気象であることは間違いない。珍しく北海道や東北地方を台風が直撃し
農作物に大きな被害が出ている。北海道では広大な土地が被害を受けただけに、被害額も
被害規模も桁外れに大きい。

 ここ瀬戸内海地方も暑い夏だった。瀬戸内海の海水温の上昇は海産物にも異常を来している。
未だ日中は汗をかくような日も少なくない。いつになったら本格的な秋になるのだろうか。

 さて、回船問屋は10月に北前船まつりを開く。特別展示と蔵ほーるイベントが中心となる。
広く県内外の人に、もう一度、回船問屋のことを宣伝したくて開催するイベントだ。

 ここ下津井と回船問屋は、江戸時代から明治時代にかけて、北前船によってもたらされた
経済、文化、人の行き来の中心となったところだ。ここから飛躍的に周辺の発展が促されたと
言っても過言ではない。それほど殷賑を極めた港だった。

 昨年は「湊明かり」と言うイベントと「蔵の市」というイベントを開いた。イベントについては
何が良いか試行錯誤している。衰退していく町を活性化することは容易な事ではない。色んな
ことをやってみて、良いものを残し続けて行くしか道はない。その繰り返しの道半ばである。

 約束した三年間という私の限られた任期中にやっておこうと思うことをやっている。その内の
一つが古民家を活用しての移住促進や空き家が目立つ町中へのショップのオープン支援だ。

 回船問屋だけの賑わい作りでは限界がある。町づくりについて県も市も応援してくれない。
こうした孤立無援の中での試行錯誤である。果たして何処まで出来るやら。

 国も口では観光立国などと良いながら、全くの無為無策、挙げ句の果てには動きのあるところを
支援しているなどと、そんな事なら誰も支援など期待はしない。人の尻馬に乗っているだけの話では
ないか。行政の劣化が目立つ。

 行政が確たる方針を定め、その方針に向けて、みんなが取り組む。支援の必要なところには
必要に応じた支援をしていく。県や市の言っていることは、全く逆のことをやっているし言っている。
決して過剰な支援を期待しているわけではない。

 問われれば応えるだけの意見を準備している。どうか前線で精一杯取り組んでいるもの達の
悲痛とも思えるような意見を聞き、必要な支援をして貰いたいと願っている。

 倉敷の美観地区の今日の繁栄があるのは、気の遠くなるような長い期間、手厚い行政のてこ入れや
支援が背景にあったからだ。今や美観地区の一人勝ちであり、これ以上、支援はなくても十分やって
いける。

 待ち望んだ「地域おこし協力隊」もリスクを避けようとする市のガードが堅すぎて誰も来て
くれなかった。

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