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さすがの、師匠の切り口 

2016年06月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:ナビ友さんとの呑み会

先日の呑み会から、一週間が過ぎた。

色々な方のブログを読むと、呑み会では、どうやらP師匠が「宿題」を出されるらしい。

大抵後日、出席者の方々が、その時の様子をそれぞれの形式で、描いている模様だ。


だから今回、私は先手を打ったのだった。

「宿題は、提出期限があるのですか・・。すぐには、書けないと思うので」と、まずこちらから話を切り出した。

この時点で、師匠からの課題が、もはや「どんな形式で・・」といった様な細かい条件には触れることなく、先へ進んでいった。

実を言うと、私は以前、「名古屋弁で小噺を書いてみませんか」と、師匠にブログ上で課題を出されて、無礼にもお断りした前科があるのだ。


「そうですね、一か月も過ぎちゃ遅すぎますから、一週間以内位で・・」

「その代り、師匠も書いて下さいますよね」と重ねて言うと、

「私は、最後に書きます」とこれも、無事約束を取り付けたのだった。


私は、あらかじめ計算して話を進めると、ロクな結果にならないので、いつも、行き当たりばったり派である。


そしてそれからの数日間、私は初めての経験した。

つまり帰ったその日から、楽しかった呑み会の様子が頭の中でぐるぐる回り、それをまるで、自分がナレーターにでもなったように心の中で解説している。

いみじくも、コメントに彩さんが書いて下さった様に・・。

そして、毎日それを文章にしてアップしていったのだ。


自分の中で、これらを全部書き終えない事には治まらないのだと、何故か判っていた。

家事などしながら、頭の中で推敲しているから、書くのに時間はかからない。


そして、溢れる言葉を書き連ねて終わってみると、不思議なことにもう、文章はまるで出てこないのだった。

コメントを下さった方への返事を書くのも苦労するくらいに・・。


これはちょうど、演奏会までは自分の生活すべてを注ぎこむ様に準備してきたのに、いざ会が終わってしまうと、集中の仕方も忘れるほどに、自分から抜け出てしまう状況と、よく似ていた。



今回の宿題を書き始めるにあたって、考えたのは唯一、人物の印象から入ろう、と決めた位だ。

この切り口は、ナレーターとしては進めやすく、毎日追体験している様な楽しさがあって私向きであった。


そして、書き終えれば、師匠が最後に書いてくださる。

師匠は、どんな切り口でお書きになるだろう、と言うのがとても楽しみであった。

今朝、やっと師匠の定例発表日となった。


師匠の切り口は、


「街道を行く」であった。


失礼を承知で言っているのだけれど、それはちょうど、司馬遼太郎の文庫本を読んでいる様な気分だったから・・。

偶然にも、その最終である「濃尾参州記」は、ここ名古屋界隈が舞台でもあるし・・。



さすが、師匠の切り口は見事であった。



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お会いできる機会があると良いですね。

シシーマニアさん

Reiさん、こんにちは、

コメントありがとうございました。
「経験者は語る」ですね。
みなさんのブログを読んで、宿題のことはわかっていましたので、楽しむことにしました。
書くことで、二度楽しんだ気分です。

バタバタして、お返事遅くなり失礼しました。

2016/06/21 17:32:25

宿題

Reiさん

私は初めて師匠にお会いした日に(喜美さんのお宅で)宿題を出されました(>_<)
その瞬間から、いっぺんに酔いがさめたのを覚えています。
シシーさんは、余裕があって羨ましいです(^_^;)
おかげさまで、楽しい連載を読ませてもらいました。

2016/06/20 18:20:00

課題が出なくて、ラッキーでした(笑)

シシーマニアさん

師匠、おはようございます。

長いコメントありがとうございました。

実は司馬遼太郎作品は、「街道を行く」しか読んではいないのです。その司馬文学のシロウトが、生意気にも感想を述べたまでですのに、それが何と当たってしまいましたか!
なんだか、自信を持ってしまいそうです。ありがとうございました。

新しいパソコンを購入したので、昨日は一日設定騒ぎで使えなくて、お返事遅くなりました。申し訳ありません

2016/06/20 06:29:12

実を言えば

パトラッシュさん

当日、リュックの中に、司馬遼太郎の「街道をゆく」?42「三浦半島記」が入っておりました。
もちろん、私が入れたのです。
京浜急行の車内において、ずっとそれを読んでおりました。
当日は、日帰りながら、一つの旅と思っておりました。
旅先に、その地について記した、歴史書兼紀行文を持って行く。
これはなかなか楽しいものです。

その結果として、私のブログの文に、ある種の匂いが籠ったのかもしれません。
言ってみれば、司馬遼太郎臭とでも、いうようなものが……
それを鋭く嗅ぎ分けられた、シシーマニアさんの嗅覚には、恐れ入ります。

次に、尾張三河を旅する際は、私は「濃尾三州記」をリュックに忍ばせるでありましょう。(笑)

宿題には、実は「小噺に」あるいは
「交響曲形式に」(急・緩・メヌエット・急)とか注文をつけようかとも思っていたのです。
しかし、遠来の客人に対し、それは少し荷が重すぎるかなと、遠慮しました。

きっとそれは、温泉ソムリエさんと占い師さんが、
やって下さることでしょう。
既に宿題を提出した者は気楽です。
高見の見物をなさっていて下さい。

2016/06/19 07:16:36

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