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2016年06月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:ナビ友さんとの呑み会

呑兵衛の常で、早速お手洗いを拝借すると、よくわからないながらタンクに貯蔵するはずの水が、流れっぱなしであった。

通常、機械にはお手上げタイプの私ながら、これは尋常ではないと思い、お部屋に戻って、早速お嬢さんに報告した。

多分若い人の方が、状況把握に長けていそうな気がして・・。

すると、P師匠が「シシーマニアさん、遠くからいらしてそんな心配しなくて良いんですよ。私はもともと金物屋ですから、見てみましょう・・」と、あっという間にお嬢さんと一緒に、トイレ方面へ。

その時点で、その問題はすっかり解決した私は、Kさんお手製の天ぷらに集中し始めた。

色々な方々のブログでおなじみの、Kさん宅豪勢な食卓の、リアル体験であった。

賞賛の言葉すら忘れて、その天ぷらを次々と口へ運ぶ。

海老の天ぷら、後からお嬢さんが運んできて下さった、イカの天ぷら。

もう、これはKさん作なのか、お嬢さん作なのか、確認するという配慮も忘れて、黙々と食べ続ける、この幸福感。


「写真でも、見る?」というKさんは、さすがに場を読む天才であった。

「もちろん、あの写真で・・」という、Mさんの言葉が、すぐには理解できない程に、ご馳走に専念していた私が、ちょっと恥ずかしい。

勿論、例の「どなた様」のオリジナル写真である。


それは、素敵、という言葉では表現できないほどの、素敵な写真であった。

とにかく、その美しさ!

昨年娘が結婚して、披露宴での美しさに驚いたけれど、こういうことだったのか・・。

これこそ、Kさんを褒めた言葉にはなっていなかったかもしれないが・・。

何とも言えず、本音がズバズバ出てくるシチュエイションなのだ。まあ、私だけかもしれないが・・。


そして、思わず今回口から出た言葉が、「これ、葬儀用に良いですね!」

「笑えるじゃないですか・・」

あんまり受けなかったけど・・。


「シュウカツ用に、撮っている人が多いらしいですよ」と、事態を把握するMさんが、真顔で言う。

「でも、こんな写真だったら、葬儀にいらした方が、嬉しくなるんじゃないかしら・・」と、なおも食い下がると、

「遺影でしょ?」とMさんが、穏やかに、

「終活用に、撮るんですって・・。私も気に入った写真があると、遺影用にって、引出にしまってるんですよ」

私の、KY的な発言を見事に一般論に展化してくれる、Mさんの判断力に乾杯であった。

私が言うのも、おこがましいが・・。


「ねえ、ビフォー、アフターって感じで、写真撮ってもよいかしら」と、柄にもなく私が訊く。

写真機と言うものも持っていなくて、たまにガラ携で挑戦する程度の技術の、持ち主なのにもかかわらず・・。

すると、いい機会だから、集合写真を撮りましょう、ということになって、又々お嬢さんが駆り出される。


つくづく、機械は正直だと思うは、私のとった「どなた様」のコピー写真は真っ暗で、お嬢さんの撮った集合写真だけは、ガラ携とも思えない程に綺麗に映っていたのだった。


お嬢さん、本当にお世話になりました!



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おしゃべりと、ご馳走と・・。

シシーマニアさん

喜美さん、あれから大変だったのですね。

慌てもせずに対応してらっしゃる喜美さんが目に見える様です。

私は、お家よりもご馳走の方が印象的で・・。せっかくの丘の家なのに、お庭を見せて戴くのも、すっかり忘れていました。

2016/06/14 20:21:05

中々の体験でしたから

シシーマニアさん

彩さん、コメント有難う。

私にとって、とても濃い4時間だったのです。
彩さんが、普通に感じながら4時間を過ごされたの、よくわかります、自然体だからね。

それぞれの4時間ですよね。

2016/06/14 20:17:15

凄いね

喜美さん

貴女にかかると素敵な纏めで
忘れかけていることまで。 頭の構造が違うのね 此れは仕方ない事だ
あの時は我が家はロクなことしないからお金かからなかったけれど 

古家はお金かかるの次の日から
トイレは中の風船みたいのが悪かったらしいけれど他も古くて痛んでいるから新品に。ルンバも(掃除機)も動かなくなりお直し
携帯の角が割れ買い換え 毎日忙しくしていました 今来たら綺麗よ

2016/06/14 09:48:04

パチ、パチ、パチ、、、

彩々さん

これは拍手の音です。

同席していた私は、「あ〜、そうだ、そうだ、
そうだったわねぇ」と思い出すものの、目の前の
ご馳走をお腹に納めていくことに、一生懸命でした(笑)

最近、めっきり小食になり、やな検査も控えていることも
あって、食べ方を考えていました。
いえ、皆さんの会話はちゃんと聞いていましたよ。
Kさん、お嬢様が心を込めて作ってくださったお料理を
残さずいただくことで、頭の半分を使っていた気がします。

「日影茶屋」のお料理も噂に違わず、美味で
ございましたわ。

シシーさんのK邸での回顧録のお陰で、毎日楽しく
思い出させていただいてます。
ありがとうございます。

2016/06/14 08:37:55

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