一歩前進!

シーラからの贈り物J 

2016年03月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:日常

<シーラが天国から見てるから!>

 2015.10.25から点滴を始めた中、食べられるものは何かを模索し一喜一憂しながら好きなものを食べさせ、一進一退の状態が続いたが、2015年12月16日6時15分遂に生きたい気持ちも途絶えて天国へ行った。

 
 いつものドライフードの回数が2回から1回に減ると食欲減退は速かった。それからはドライフードやご飯やパンを牛乳で軟らかくしたりして食べさせるとともに、給水器の口をシーラの口につけたり水分を摂らせた。
 水も飲まなくなると缶詰を注射器で口から押し流すと、思い出したかのようにかぶり付いてきたように一時は食欲が戻ったが、数日しか続かなかった。
 この間、豆腐・ゆで卵の白身・ヨーグルト等を食べさせながら、先生から「好きなものを食べさせてください」と言われると、以前止めておいた方が良いと言われていたシュークリームも食べさせた。
 排便の状況も乱れ、夜中でもするようになった。オシッコの回数も増えたり、ウンチも下痢状態になったりして朝のトイレ掃除は大変な思いで妻がやっていたこともあり、四偉羅が夜中のトイレの後片付けをすることにした。しかし、夜の仕事(世話)は大変で2日も続かず、小型犬の紙オムツをネットで調べ購入し、紙オムツを着けさせることにした。
 夜中の介護の大変さは気持ちは、当然ながら通じず紙オムツを嫌がった。仕方なく夜中にゴソゴソ始まると、起きて排便の始末をすることにした。
 また、朝点滴に行く前に排便がなかった時は、紙オムツを着けて腕に抱いて出かけた。一度だけ、診察中にソワソワし点滴が終わった直後に、下痢状態でお漏らしをして、四偉羅のズボンを汚した。病院の入り口付近と外の道路の汚れは受付の人が対処してくれた。シーラがどんな気持ちでいたかは分からないが、我慢強い意志も限界だったのだろうと思うと、これは仕方がないことで苦痛でも何でもない気持ちだった。


 そして、12月15日〜16日にかけての深夜、異様な吠え方で四偉羅達を呼び起こし、傍に居たかったのだろう最初は妻のベッドで、次いで四偉羅のベッドで添い寝し、夫婦でこの後行く点滴のために体を拭いてやっている途中に、「もう何もしなくていいよ、ありがとう」と言っているかのように四偉羅の腕の中で、頭がカクッとなって静かに息を引き取った。



 夫婦がいる時間帯に看取ることができた。
 こんな親孝行なシーラはいない。
 我がまま、そのまんまで生きたシーラだが、飼い主に感謝と安心をさせたい意志を伝えたかったんだと信じている。
 四偉羅は、「生涯は短い、悔いのない人生、悔いのない最期が大事!」とシーラから教えられた。
 さぁ、今後四偉羅はどう生きる?!
 天国からシーラが見ている!!



追記
 今回をもって「シーラからの贈りもの」は終わりとします。
拙いつぶやきにご訪問頂いた方々へ御礼申し上げます。



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