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人生いろは坂

一人は万人のために万人は一人のために 

2016年02月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 昨年の12月半ばに発症し、二ヶ月が過ぎてもいっこうに良くなったように感じない。
私の帯状疱疹のことである。果たして三ヶ月で終わるのであろうか。不安がよぎる。
帯状疱疹は神経の病気だと言われている。神経系に幼い頃に患った水疱瘡のウイルスが
潜んでいて、ストレスや体力が低下したとき免疫力が下がり発症すると言われている。
そう言われれば全く身に覚えのないことではない。

 しかし、体力、気力の改善は見られ、本格的な活動開始を前にジリジリしている
ところだが、今もって痛いとも痒いとも分からないような不思議な自覚症状が
行動開始の足かせになっている。

 さて、昔からの言い伝えられて来た中に「駕籠(かご)に乗る人、担ぐ人、
そのまた草鞋(わらじ)を作る人」とある。誰かが作った川柳の一説のようだが
私の解釈では、お駕篭に乗れるのも駕籠を担いでくれる人や草鞋を作ってくれる
人がいるからこそですよと教え諭している。決して、あなた一人では何も出来ないし
生きて行くことも出来ないのですよと教えているのです。

 ところが今の世の中、やりたい放題、言いたい放題。全てが自分のためにある
ような誤解をしている人が余りにも多いのではないだろうか。自分さえ良ければ
それで良いのだと、とんでもないことを考えている人がいます。

 アメリカでは大統領選挙が行われています。世界が注目しています。他国のこと
ではあるのですが、この国の変化が、世界に大きな影響を及ぼすから無視は出来ません。

 民主党では、クリントン氏とサンダース氏が接戦となっています。一方、共和党では
トランプ氏が一歩ぬきんでています。しかし、今のところ誰が大統領指名を受けるか
分かりません。過去にも大番狂わせがありましたから。

 今回の大統領選の特徴は社会不安や不満をもろに反映したような選挙だと言えそうです。
特に民主党候補のサンダース氏の支持者の多くは、富の偏在に不満を抱いている多くの
若者たちが支持しているようです。

 わずかばかりの大金持ちと、その日暮らしの多くの国民。日本もそうですが
アメリカの富の偏在は目に余るようです。そうした問題点は、今までにも指摘されて
いますが、国の改革と言う形では現れていないようです。

 富の偏在は、多くの失業者を生み、そのことは、必ず近い将来、大金持ちの人たち
にも何らかの形で跳ね返って来るものです。この世の中は、一部の人たちのために
あるものではありません。みんなのためにあるものなのです。


 共に栄えていく、共に幸せを感じることが出来るような世の中でなくてはならない
のです。ましてや老いて食べていくだけのものを持っている人は、世のため、人のために
尽くさなければなりません。

 だって、持っているものを、あの世まで持ってはいけないのですから。老い先短い
私たち世代は、多くの人にお世話になり支えられて生きてきたのです。今まで生かされて
きた感謝を込めて、みんなにお返しをしなくてはならないと思うのです。

 一人は万人のため、万人は一人のため。何かをしなければならないと思うのです。
そうすれば必ず世の中は良くなっていきます。そして、そのお返しは世のために
尽くした人の元に必ず戻ってきます。それが古からの仏の教えでもあるのです。

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