一歩前進!

シーラからの贈り物? 

2016年01月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:日常

<小さな逃亡者?逃走者!>
 この国この土地が嫌になったのか?それとも首輪をされた不自由な状態から解放されたかったのか?首輪をすり抜け電車の駅の方へ向って行った。逃亡したかったのか?ただ、逃走したかったのか?


 17年前(1999年夏)の飼い始めは、小犬だから首輪で良いだろうと息が出来る程度で頭が引っかかる程度に、首輪をつけて散歩に行った。
 この出来事は、仕事が休みの土曜日の朝五時過ぎの散歩の時だった。何かの拍子に首輪が抜けてシーラは好き勝手に気ままに走り出し、四緯羅は走れないので追いつかない。見失わないように早足で必至に追いかけた。団地の敷地の中を通り過ぎ、交通量のある県道も運よく渡って行った。渡り終わると小林一茶も訪れた言われる「子和清水」の溜池(写真)に飛び込んだりもした。
 手に負えないので妻に電話しようと、携帯電話を持っていなかった四緯羅は、自転車に乗った通りがかりの見知らぬ若い女性を止めて、事情を説明し携帯電話を借りた。優しい女性は通勤途中だったにも関わらず、快く?携帯電話を貸してくれた。今もガラケーの携帯電話を使っている四緯羅は、スマートフォンの使い方が分からないので幸運だったと思う。借りた携帯で自宅に電話をし、妻に帰りの遅いことを心配させないように状況を手短に説明した。場所が次々変わるので妻には期待できない。お礼を言っている間に何処かに消えていた。方向が分かっていたので、追いかけると駐車場の車の下に居た。呼んでもシーラーは、その後もドンドン気ままに遠くに行ってしまった。
 時間はもう7時を過ぎている。駅の方向だから通勤者が増えて来た。通勤方向にシーラを追い込んで貰い、何とか草むら閉じ込めやっと取り押さえることが出来た。既に家から2km以上離れていた。この件を教訓に胴輪にしてリードを繋いだ。
 余談だが、数年後にどういう訳か、この胴輪も何かの拍子にすり抜けた。賢いのか?馬鹿なのか?飼い主を悩ませる。幸いこの時は野球場での出来事で、運良く学童達がいたので手伝って貰い、野球場の中で捕まえることが出来てホッとした。


 オーストラリアが恋しくなって逃亡したかったのか?
リードを付けた束縛感から解放されたく逃走したかったのか?
 リードから離れると飼い主を忘れ?何処へでも行ってしまうシーラ!
 誰にでも愛嬌を振り撒いてくっついて行くシーラ!
 お願いだから逃げ出さないでくれ!!



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