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独りディナー
ユダヤ人であること
2015年12月18日
テーマ:ウィーン
「黄金のアデーレ」を見に行った。
この絵は、クリムトの作品の中でも代表的な名画だから、勿論見たことはあると思う。
ウィーン市街のベルべデーレ宮殿内にある、オーストリア絵画館で展示されていたものらしい。
グスタフ・クリムトが描いた、アデーレという、社交界の花形の肖像画が、法的に誰の所有とみなされるか。
これもやはり、女優のヘレン・ミレンが素晴らしかった。
見る前は、クリムトが肖像画を描いた何人かの富豪の女性の一人にまつわる話らしい、とちょっとわくわくしながら出かけて行ったのだ。
肖像画を描いた女性たちとは、それぞれ一時的に愛人関係だったという説もあるクリムトとか。
未成年の少女たちをモデルにして誘拐罪で捕まったエゴン・シーレとか。
退廃的な世紀末のウィーンで花開いた、画家や作家や作曲家と、彼らを支援するユダヤ系の富豪たち。
沢山本や解説書は読んだけれど、それを視覚的に味わうのは、さぞ贅沢な時間だろう。
確かに、エリザベス女王を演じてアカデミー主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンの演じる、誇り高き名門女性は素晴らしかった。
でも、通奏低音の様に背景に流れる、ナチのユダヤ人に対する差別が、実話であるだけに心に突き刺さってくる。
たかだか数年、勉学の為に住んでいた街に過ぎなくても、再訪すれば心が震えるのに、其処に生まれ育ち、そして離れることを余儀なくされた主人公の、帰還の気持ちや、如何に・・?
ところが、彼女が溢れる様に昔日を思い出せば出すほど、庶民からはかけ離れたその境遇だからこそ、ドラマになり得るのだ、といった虚しい気持ちが湧いてくるのに、私はちょっと自分でびっくりした。
折しも今は、沢山のユダヤ人に独断で通行証を渡したという「杉原千畝」の映画も上映されている。
それ知っていて、あえて私はこの「黄金のアデーレ」の方に足を運んだのだ。
無残な映像から目を背けたかったから・・。
でもやはり、ユダヤ人の問題は、いつもどこかにはらんでいて、それが象徴的に我々に向かって「お前ならどうする?」と問いかけてくるのだった。
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ユダヤ人であること
yinanさん、こんばんは
ユダヤ人の事は、多分結婚でもして、自分がその一員にでもならなければわからないのだろう、と思っています。
私の知人にも、ユダヤ人と結婚したアメリカ人は何人もいますが、そのお子さんたちはやはりユダヤの人と結婚してるのです。勿論、情報としては少ないのですが、きっとユダヤの人の結束は外からは計り知れないものがあるのだと思われます。客観的にみて、単純に、ユダヤの人は優れていますしねえ。
2015/12/19 23:11:30
悲しい、史実です
秋桜さん、こんばんは
コメントありがとうございました。
ヘレン・ミレンは、誇り高き女性を演じたら他の追随を許しませんよね。
既に、ご覧になりましたか。
私は最初能天気に、かつてのウィーンの大富豪の背景があって、等とわくわく感を持って見に行きましたが、あの時代ナチ問題を切り離しては語れないのでしょうね。
2015/12/19 23:05:16
贅沢な時間だったと、今つくづく思います
500文字
吾喰楽さん今晩は。
黄金のアデーレは、有名な作品なので、只知っているだけなのか、実際に見たことがあるのか、定かではありません。
というのも、展示されていたベルベデーレ宮殿は、下宿のすぐそばにあったので、お庭が綺麗でよくお散歩に行っていました。
クリムトに対する認識もあありませんでした・・。
2015/12/19 22:58:45
ユダヤ人
シシーマニアさん、おはようございます!
ウィーンに住んでいた経験があれば、
映画を観て、別の感慨もあるでしょうね。
ヒトラー率いるナチスの軍隊を
オーストリアの人々は歓喜のなか花を投げて迎える
場面がありますが、ユダヤ人だけは別。
ヘレン・ミレンが恰好良すぎでしたが、
彼女の回想から、ユダヤ人の
痛みと悲しみは充分伝わって来ました。
今も、パレスチナではユダヤ人とアラブ人が
争っています。宗教戦争も含めて、
ユダヤ人はいろいろな紛争を解決する
キーパーソンならぬ、key-raceかも?
2015/12/19 08:47:40
黄金のアデーレ
>ヘレン・ミレンの演じる、誇り高き名門女性は素晴らしかった。
わたしも観ました。
エリザベスも演じていましたね。
知的な素晴らしい役柄がぴったりです。
あのクリムトは実像とは
違ったらしいですが追及していくと
いろいろ出て来るでしょう。
おっしゃるとおりナチスの問題も
切り離して語れません。
2015/12/18 19:50:42
映画
こんばんは。
「黄金のアデーレ」の絵は、知っています。
美術展に行かれたのと、勘違いしました。
今しがた、予告編を観ました。
http://movies.yahoo.co.jp/movie/353932/
「杉原千畝」は、尊敬する人の一人です。
2015/12/18 19:26:40