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自然愛好友の会オフ 大多摩ウオーキングトレイル(1/5) 

2015年11月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

大多摩ウオーキングトレイルは、東京都奥多摩町のJR青梅線古里駅と奥多摩駅の間を、多摩川の鳩ノ巣渓谷や数馬峡を眺めながら歩くコースで、10月25日に歩いた。

雲一つ無い快晴の朝、集合時刻を勘違いして9時にJR青梅線古里駅に到着。メンバーの到着を待つ。その間に幾つかのグループが駅から出て行った。

今回の参加予定者は、始めての参加の協子さんとTさんだったが、Tさんとは催行日の連絡メールを出したあと連絡が取れないままだった。集合時刻は、10時25分としていたが、結局Tさんは現れなかった。協子さんに「二人になってしまうが…」と確認して、予定通り歩くことにした。

少し早めの10時20分に出発した。次の電車は集合時刻を過ぎる10時51分だったからだ。しばらくは国道411号線の歩道歩きになる。駅前の集落を抜けると、前方の国道脇の石垣を何かの薄いピンクの植物がカーテン様に覆っているのが見えた。そこまで行ってみると、ピンクはヒメツルソバの花だった。ヒメツルソバの群生を見るのは始めてではないが、これほどの広い範囲を覆い尽くしているのを見たのは始めて壮観だった。道端では、マルバアサガオのピンクのも見られた。フェンスに、フウセンカズラとルコウソウが絡んでいる情景も見られた。フウセンカズラの実は緑色から褐色になったものまで、その中にルコウソウの鮮やかな朱赤色の花が交じり、なかなか綺麗だった。

10分余りの国道歩きの後、旧道に入る。10時43分、多摩川を跨ぐ寸庭橋に到着。対岸にも集落があるので、車が通行可能な橋である。川底からは30m以上はあり、橋の上からの眺めが良い。付近の山は杉の植林に覆われているが、多摩川の渓谷の両岸は、ほぼ自然林である。広葉樹が少し褐色に色づき始めていた。

橋を渡り切ったところからが、ウオーキングトレイルの本番である。右下に階段を下る。しばらく多摩川沿いの山道になる。チャノキの花やヤブミョウガの実が見られた。10分弱で、多摩川本流脇を離れ、腰沢の谷に入る。少し山道を登ると越沢に落ちる寸庭川の谷川を渡る橋がある。橋の上下の谷には小さな滝がある。下の滝は綺麗だった。越沢沿いにもうしばらく進むと、ホタル橋に着く。11時寸前だった。橋を渡ると松の木尾根への登りが始まる。その途中に1軒の民家があった。始め建物の造りから寺か神社かと思ったが、そうでは無かった。車道が一切無い山の斜面の1軒屋、「こんな所で生活を営む人も居るのだ」と感心する。自然林の中の木漏れ日のある登山道は感じが良いが、結構、急な登りで、Z字状に折り返す場所もある。ホタル橋から20分程で、松の木尾根に着いた。尾根の北西面はかなりの急崖だ。樹木の隙間から眼下に多摩川に架かるアーチ橋や集落が見える。尾根に出てから100m程進むと、鳩ノ巣方向からから登ってくる道と、大楢峠を経て御岳山に至る登山道の分岐があり、そこに東屋になっている展望所がある。
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写真は、「寸庭橋からの多摩川下流(古里方面)の眺め」と「松の木尾根への登路」



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