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音楽HP作りと自然探訪と…

「ウイリアム・テル」序曲、総譜からのMIDI制作 

2020年08月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽のHP

 曲の総譜本は30代の頃に購入したまま、本棚に眠っていた。会社勤めの頃の週末と帰宅後の自由時間では手に余ったからだった。

 イタリア出身の作曲家ロッシーニは、オペラの作曲家として名を馳せ、24歳の時には今日でも上演されることの多い「セビリアの理髪師」が初演されている。32歳の時にパリのイタリア座の音楽監督に就任してフランスに移り住んだ。「ウイリアム・テル」は37歳の時の作品、パリ・オペラ座との契約によって作曲された。オペラはフリードリヒ・フォン・シラーによる戯曲『ヴィルヘルム・テル(英語版)』を原作とし、フランス語のタイトルでは「ギョーム・テル」となっている。なお、ロッシーニは76歳まで生きたが、最後のオペラ作品となった。「ウイリアム・テル」序曲は、オペラとは独立した管弦楽曲としても多く演奏されている。4部構成だが、特に第4部の「スイス軍隊の行進」は、単独で演奏されることもあり、クラシック曲ファンならずとも聞き覚えのあるメロディーと思われる。

 MIDIの制作は8月5日に開始し、昨日22日に完了した。1日は休んだが平均3,4時間を費やした。第2部の嵐や第4部のスイス軍隊の行進は、テンポが早く、多くの音符を入力しても演奏時間はなかなか伸びなかった。AAC録音公開の音源には、PC外付けのRoland SC-88STを使用した。MIDIでも公開はしたが、ブラウザのMicrosoft GS Wavetable SW Synthでは音色の点や音欠けもあり残念な再生音になってしまっているので、AACは9.59MBと重いデータだがそれで聴いてみて欲しいと思う。演奏時間は10分15秒ほどになっている。

 オーケストラ曲のMIDI制作は、時間が掛かるし、当然ながらCDで発売されている名指揮者と楽団の演奏に比べられるものでは無いが、曲を完成させる達成感がある。

URLは、http://momo1949.hobby-web.net/mm/mu_title/william_tell_overture_aac.html です。



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Re:ブラボー!

MOMOさん

みさきさん

賞賛いただき、嬉しく思います。

偉大なのは、ロッシーニによって190年も前に書かれた原楽譜があってこそです。

もう一つは、楽譜を音にすることを可能にした、現代のコンピュータとソフトウエア、さらにはインターネットという科学技術があってこそ実現できた作品です。

2020/08/24 15:28:22

ブラボー!

みさきさん

凄いです!

オーケストラ譜と、完成曲との間に、MIDI制作の細かい構築作業があって、曲全体が、それをコツコツ積み上げていく喜びのように、第四部で華やかに盛り上がっています。
息子がMIDIをやっていた時期があり、その過程の細かい作業を見せてもらった事があります。
凄い大作の完成、おめでとうございます。

次作も楽しみにしています。

2020/08/24 03:09:07

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