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深夜食堂 

2015年10月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

テレビを見ない私は大抵、評判の話題作には遅れて参加することになる。

この「深夜食堂」も、いつ頃放映されたのか把握していな始末だ。


最初に、噂を聞いたのは、「ほぼ日刊イトイ新聞」。

フードコーディネータの飯島奈美さんのお料理を、一緒にご馳走になりながら、糸井さんが様々な人と対談するという、出演者にとっては夢の様なシチュエーションのコーナーであった。


飯島さんは、ヘルシンキを舞台にした「かもめ食堂」の、フードコーディネータで、「ほぼ日」からは、LIFEというタイトルの料理本も出版している。

私の愛読書である。

一頃、加瀬亮の映画をたくさん見た時、「めがね」だとか「プール」だとか、「マザーウォーター」などに出てくる、食事シーンを司っていたのが、飯島奈美さんだった。


「ほぼ日』読者にとっては、飯島さんはいつも顔を見せてくれるお姉さん的な存在である。

手作りのクリスマスパーティを指南してくれたり、ある時は「芋煮会」の中心人物になったり、そして、件の「飯島食堂へようこそ」という、コーナーが始まったという訳だ。

多分に、糸井さんの趣味が伝わってくる・・。


最初のゲストが、よしもとばななさん。

それから、清水ミチコさんが登場したり、南極料理人の堺雅人さん、それに小林薫さん等が、いかにも楽しそうにしゃべり、かつ味わう。


小林薫さんとの対談で「深夜食堂」という番組が実現していく過程が語られていた。

飯島さんが、撮影前の段階から、料理を毎回食べられる本物の状態で用意してくれる、という話に始まって、全体が何か引力の様なものでくっついて作品が出来上がっていった、という話をしていた。


そんな話題から、小林薫の真摯さの様なものが伝わってきて、私はたちまち、小林薫ファンになってしまったのだ。


昨日見た全10話の中では、岩松了が出てくる「バターライス」が面白かったなあ、意味もなく。

全体的に、豪華陣と言えるほど、実力派の役者さんたちがたくさん出てきたけれど、岩松さんの最後の笑いは、あれは一体なんなのだ・・?

まあ、もともと好きな役者さんだからかも知れないけれど・・。


「孤独のグルメ」の松重豊も、「拝啓、父上様」とか、「ありふれた奇跡」それに「HERO」と、忘れられない脇役をたくさんこなしているけれど、さすがここでの食べっぷりも良かった。


またゆっくり、「深夜食堂」に関しては、綴ってみたい。

とても、一日にして成らず・・。



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役者さんたちの、たまり場的でしたね

シシーマニアさん

彩々さん、コメントありがとうございました。

深夜食堂は、役者さんたちがよいですねえ。
岩松了さんは、多分監督とか脚本をメインにしている人らしく、観点がちょっと違うのでしょうね。
時々出てくると、「おっ、何かやってくれるのだろうな」と期待してしまいます。それが、地味に応えてくれるんですよ・・。
のだめカンタービレのお父さんとか、「若者たち」の社長さんとか・・。
岩下志麻という女優さんが、好きな言葉として「可能性」と言っていた記憶があるけれど、同じことでしょうね。

2015/10/18 12:04:57

バターライス

彩々さん

私も「深夜食堂」の中ではこのバターライス編が
好きです。

これを観て、一度食べて見たくなってます(未だ、不実行)
この赤いジャケットを着た料理評論家役の方、岩松 了さんと
言うのですね。
脇で、よく出てこられますよね。
「深夜食堂」に通いだすと…あの古びた暖簾を押し
ガラガラの音と共に入ってくる客人の顔を見て、どこかで
見かけた人だと…知らないうちに常連気分で呑んでいる
自分が居たたりして…

まっすぐ帰ればいいのに、つい、足が向く「深夜食堂」
です(笑)

2015/10/17 04:17:08

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