頼むぜ、フィン・エア

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2015年08月27日ナビトモブログ記事
テーマ：旅

明日から、主人のお供でポーランドへ行く。

フィンランド航空で、まずヘルシンキへ。そこで、乗り換えて今回の目的地。ポーランドのクラクフへ向かう。

フィンランド航空の利点は、ヨーロッパまで１０時間で到着すること。

帰路はなんと、９時間である。

私の住んでいる愛知県には、１０年ほど前にできたセントレアという国際空港がある。

我が家からは、比較的アクセスしやすくて、都内から成田へ行くのとは雲泥の差である。

が・・。

惜しむらくは、便数が少ない。

何しろ、ヨーロッパへの直行便は、現在このフィン・エアと、ドイツのルフト・ハンザだけである。

数年前、台風が日本を直撃した日。

スウェーデンへ向かう予定だった私たちは、とにかく飛行場までたどり着いたのだったが。

空港に着いた頃は、幸運にも台風はそれていって、青空も見えるくらいの天候だった。

しかしなんという事だろう。

フィン・エアのヨーロッパ便は、欠航だという。

つまり、前日の台風の為に、フィンランドからの着陸便が欠航となり、機材がないのだとういう、釈明。

たった、一機で往復しているというのだろうか・・？

印象が良くなかったのは、スタッフ達の対応が実に事務的で、何ら予約客に対してのサポートがなかったこと。

その日は、土曜日だったが、翌日の日曜日も、更に月曜日の便も満席なので、振り替えは二日後になります、と一本調子で繰り返すばかりである。

主人は、翌朝１０時から始まる、ストックホルムでの会議に出席しなくてはならず、結局成田まで飛んで、やむなくエア・フランスのパリ行き最終便に乗ることになった。

通常、航空券は早割など何らかのディスカウント価格で購入していたので、直前に購入するチケット代金の数字には、ちょっと驚いてしまった。

まあ、主人の場合は出張だからよしとしよう。

同伴者の私は勿論自前だから、本気で行くのは止めようかと、思ったほどの価格であった。

まあ、乗りかけた船（飛行機？）だから決行したけれど。

夜遅くの成田は初めてだったが、レストランもロビーも閑散としていて、それはそれで楽しかった。

早朝に着いたパリから、スウェーデン行きの便に乗り替えて、ストックホルムに着いたのが１０時少し前。

其処から会議場のあるホテルまで、タクシーを飛ばす。

空港から市内まで、それ程の遠距離ではなかったお陰で、１０時半過ぎにはホテルに到着。

主人は、チェックインもせずにすぐ会議場に直行して、それでも何とかなったらしい。

その間、大きな荷物と共にロビーに座り込んでいた私の横へ、会議が終わって会場から出てきた人達が次々に近寄ってきて、「大変な長旅だったそうだねえ・・」と声をかけてくれた。

「久しぶり！」という挨拶も、皆忘れてしまった様に。

今回は、頼むぜ、フィン・エア。

ちゃんと、飛んでくれよな。

（明日からしばらく、ブログはお休みします）