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依然として不明花… 

2015年08月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

この黄色い花を、大和市の境川の堤防の脇で撮影したのは、2012年10月20日。

以来、何度か探ってはいた。在来種ではなさそうで、花が十字花で果実も長角果なのでアブラナ科であることだけは固かった。
見栄えがする花ではないため、園芸植物が逸出したとも思えない。そうなら、帰化種の雑草という線が濃い。

今年の6月に、Lesquerea gracilisというテキサス州で撮影の花が、葉の細さなどからなり近いのではと思って、写真を印刷して置いた。しかし、再度比較してみたら、決定的な差があった。果実の形が違っていたのだ。
不明の花は、アブラナ科に一般的な長角果だったが、Lesquerea属の方は、それぞれ扁球形だった。

昨夜、再度ネット検索をしてみたら、かなり近い草花が見つかった。その名は、Erysimum pusillum。Shu SuehiroさんのHPにも六甲高山植物園で撮った写真があり、解説は「ヨーロッパの南東部、ユーゴスラビアが原産です。岩場に生え、高さは5〜15センチほどです。下部の葉は長楕円形で茎を抱き、上部の葉は線形です。春に花茎を伸ばして、鮮やかな黄色い小さな花を咲かせます。」と書かれている。
かなり似ている印象はあるのだが、MOMOが撮影したのは10月20日。Shu Suehiroさんの撮影日は2004年04月20日とある。アブラナ科の花は、普通早春から初夏に咲くものが大部分で、秋となると殆どないものだ。Erysimum属の可能性はかなり高いものの、確信できるには至らなかった。



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