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自然愛好友の会オフ 竜ヶ岳登山(4/4)  

2015年08月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

富士山駅行きの県境バス停標識を見つけて行ってみると、時刻表は18:00で次が終バスの20:00だった。何と僅か7分の遅れだった。では、逆方向の新富士駅行きはと、道路を渡ってみると、次は19:00だった。こちらも50分余り待つことになる。本栖湖まで歩けば別の路線バスもあるかもと思ったが、30分程では着けそうにない。ひのきさんが、道脇にあったコーヒーショップに行ってタクシー会社の電話番号を尋ねに行ったが、「分からない」と言われたと言って戻ってきた。そのうち、地元の人らしい農作業姿の小母さんを見かけ、またタクシーのことを尋ねに行った。コーヒーショップのご主人らしい人も出てきたので話を聞いたが、本栖湖にはタクシーの営業所はなく、河口湖から呼んでも、バスと変わらない時間になるし、料金も掛かるとのこと。結局、タクシー利用は諦めた。50mほど離れたところで地元の小母さんと話していたひのきさんが戻って来ると、「赤富士が見えるよ」とのこと。カメラを持って行ってみた。山に掛っていた雲も消え、仄かに赤く染まった富士山が眼前にあった。溜息物の眺めだった。この時は、6時半。20分後に再び撮りにいった。20分前はバックの空が水色だったが、この時は灰色が混じってやや暗くなり、富士山の赤味も増していた。忘れられない富士山の姿を撮ることができた。6時のバスに乗っていたら、「少し移動した所から富士山がきれいに見える」という事実さえ知らずに帰宅しただろうし、ひのきさんがタクシーのことを尋ねに行かなかった場合にも赤富士を見ることができなかっただろう。いくつかの偶然で見ることができた赤富士だが、感激だった。

定刻にやや遅れて、新富士行きのバスが来た。車窓からは夕空をバックに竜ヶ岳や雨ヶ岳のシルエットが見られた。バスの乗客は結構多かったが、富士宮駅前でかなりの人が降りた。すっかり暗くなって、富士市に入ると、打ち上げ花火が見え始めた。やがて、花火会場の真横を通過。地図で見ると富士市の中央公園になっていた。信号待ちで停車しているとバスの中でも腹に響く轟音だった。大勢の見物客が公園に陣どったり、横断歩道を渡っていた。バスは8時15分、新富士駅に到着。8時36分発、こだま678号の乗客になった。新幹線ホームに立ってからも花火の音が聞こえていたが、花火そのものは見られなかった。

観光旅行と登山が半々のようなオフ会になったが、天候に恵まれ、竜ヶ岳も感じの良い山、富士山の眺望、そしておまけの赤富士に花火、最後に新幹線での帰宅と、1日たっぷり遊んだ感じだった。同行の二人も楽しかったとのことで、自然愛好友の会の初オフ会は満足できるものになった。
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写真は「県境バス停」と「赤富士」



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