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6月6日7日 兄弟旅行(野反湖展望台へ) 

2015年08月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:日常の事その他

車に戻り、野反湖の北端にある展望台まで移動する。国道405号線は、そこで途切れている。間が抜けて、この野反湖からの水も流れて行く、長野県の秘境、秋山郷から405号線はまた復活し、新潟県の津南町を通り上越市まで続いているが、この空白区間が繋がることは将来的にも無いのではないだろうか? 野反湖と秋山郷の間には登山道はあるが、沢沿いに道を付けられない渓谷が続いている。大都市間を結ぶ国道であれば、長大トンネルを掘り抜く技術を活かして全通させることも考えられるが、この国道に関しては投資に見合う経済効果があるとは思えないからだ。

11時22分、野反湖展望台に着く。直ぐ下はダム堤になっている。駐車場の向かいに1軒の食堂兼売店があり、その裏側が展望台になっている。展望台と言っても、構造物があるわけでは無く、湖側に張り出した丘のような場所である。野反湖を北端から写真に撮る。風が出てきて、さざ波が立っていた。視界にある人工物は、直線距離にして3.3km離れた富士見峠に小さく見えるレストハウスだけ。野反湖自身は、ダム湖なので人工湖ではあるが、風景は全く自然そのものだ。先に登った弁天山が茶碗を伏せたような形で見える。もっと、都会に近い地であれば、緩やかな斜面には別荘などが立ち並ぶことだろう。ここは、冬季には完全に交通が遮断される山奥の湖なのだ。展望台の草原では、シラネアオイの薄紫の大きな花弁が、風に煽られてひらひら揺れていた。展望台の西端からは、眼下にロックフィル方式のダム堤が見える。ダム堤の上は道路になっていて、対岸のキャンプ場に続いている。この眺めだけが、人工物の羅列になっている。車でキャンプ場までは行けるが、野反湖の眺めも堪能できたので、ここで引き返すことにした。この展望台の駐車場は、定期バスの野反湖終点でもある。吾妻線の長野原草津口駅から、バスが通っているが、途中で出会ったバスは、少し大型のマイクロバスという感じだった。



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