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6月6日7日 兄弟旅行(弁天山を往復) 

2015年08月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:日常の事その他

湖の周辺は新緑が美しく、窪地には残雪も見られた。弁天山への登りは緩やかで、始めのうちは小笹の中の道だ。レンゲツツジもあったが、咲き始めという感じだった。道端には、ピンクのイワカガミ、鮮やかな黄色のエチゴキジムシロ、白いウメバチソウ、ミツバオウレン、ツマトリソウとマイヅルソウなどの草花がところどころで見られた。ツツジ科のガクウラジロヨウラクは、赤紫の花を吊り下げていて蕾が多かったが、開花している花もあった。道はやがて灌木帯に入り、多少斜度を増す。日照の関係なのか、上の方に来て、鮮やかに咲いているレンゲツツジもあった。ピンクのトウゴクミツバツツジも咲いていた。ツツジ科の木本ではあるが、丈が10cm程の、コケモモも愛らしい小さな薄いピンクの花を咲かせていた。10時18分、弁天山の山頂に着く。標高は1653m、峠から90m程登ったことになる。山頂標柱と琵琶を抱えた弁天様の石像があった。記念写真を撮った。浅間山の方は相変わらず山頂が見えなかったが、本白根山、白根山から横手山に掛けては、上空に雲があるものの、稜線がはっきり見えた。横手山の数本の無線中継塔もかすかだが、それとわかる。深緑の針葉樹の色が連なる稜線の中で、特異なのは白根山だ。若い火山なので、山頂近くは褐色の地肌が剥き出しで、雪渓も多く見られる。弁天山には山頂を通らず、巻いて行く道もあるので、来た道を戻らず、先に進んで巻き道との合流点まで行って引き返すことにした。西側の下り道はかなり急傾斜だった。10時27分、巻き道との合流点に着く。南側が崖になって展望が開けている。改めて、白根山や草津温泉の方の写真を撮った。また遠く、特異な岩峰を並べる妙義山も見えた。引き返す巻き道では、ツツジ科のウスノキ、ベニサラサドウダンの花も見られた。シダ植物のマンネンスギもあった。僅かな時間の間に、まだ作成している植物図鑑に載せていない多くの草花やツツジ科の花が撮れたのは嬉しい出来事だった。正面に八間山を見ながらの下りだったが、山頂付近は笹尾根で展望が良さそうだった。谷川岳や武尊山、尾瀬の方も見えるのではないだろうか。高山植物もありそうで、天気の良い日に登ってみたい山だが、今後ここを訪れる機会があるだろうか? レストハウスから駐車場に下る道の脇で、アブラナ科のヤマハタザオの花を見つけた。図鑑では見ているが、枝を出さず、真っ直ぐ伸びたハタザオらしいハタザオを見たのは始めてだった。



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