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英語で困った事、その一 

2015年02月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:アメリカ

英語で困った回数など、百万回位あると思うけれど。

強烈な思い出としては。

18ヶ月の娘と、5ヶ月の息子を、文字通り抱えるようにして、ニューヨークのケネディー空港に着いた時のことだ。

海外に出るのが初めてだった主人と違って、結婚前にヨーロッパに留学していた私は、外国慣れしている様な錯覚をもって、意気揚々と降り立ったのだった。

まずは、空港での検査も無事終わって、さてこれからお昼ご飯でも食べようか、等と思いを巡らせていた時。


「私、ちょっとお手洗いに行ってこようかな・・」と、余裕の面持ちで、荷物と赤ん坊たちを主人に預けて、周りを眺めながら歩き始めると、「Information」 と書かれた場所に、黒人女性が座っていて、傍に立っていた男性となにやらおしゃべりをしていた。

私が前に立っても喋り続けるので、まず私はちょっと圧倒された。

そして彼女は、ひとしきり喋り続けた挙句、やっと私の方を見上げたのだったが。

その時私は、これからアメリカ生活が始まるのだから、和製英語じゃまずいな、とあらぬことを考え、飛行機の中のお手洗いに「LAVATORY」と書かれてあったのを思い出して、気取ったつもりで、「where is a laboratory?」と言ってみたのだった。

すると、制服を着たその女性は、大きな目を剥いて、「What・・?」と、どなったのだ。

考えてみると、主人が勤めていた、研究所という意味の「laboratory」という単語は、出発する前に一生懸命覚えていたので、その時とっさに口から出た言葉は、こちらの方だったのだ。

彼女にすれば、「研究所はどこですか?」等と日本の旅行者に訊かれれば、「何だって?」と怒鳴り返したくもなるだろう。

すっかり意気消沈してしまった私は、小さな声で「トイレット・・」と答えると、今度は通じたらしく、凄い速さでべラべらべらと、何処やらの方向を指さしながら教えてくれた様子だったが・・。


相手の言葉が理解できる筈も無く、「まあ、まずお昼ごはんの場所を探せば(勿論、主人が・・)、其処にはきっと、お手洗いもあるだろうと」と、すごすごと退散したのであった。


最初のこの経験は、それからのアメリカ生活の為には非常に役立ったと思う。

つまり、私の英語は全く役に立たないのだ、という意味で。



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異国の人達との交流

シシーマニアさん

喜美さん、こんばんは

コメントありがとうございます。英語は敵国の言語ですか・・。そんな時代に逆戻りしたくありませんね。
文化の違う国の人と、たとえ不自由ながらも交流ができるのは、素敵ですよね。喜美さんには、中国からの友人もいらっしゃるとか。中国の人とは、筆談で話もできますしね。

2015/02/03 21:29:39

英語

喜美さん

私は学校の間英語は敵国後で何も習いませんでした 其れが急にどっと
英語が耳に入り聞き取れなくて
歌もそうです原語でくるとカナふりますけれどそれが正しくない(発音が違う)困りました 今孫には英語頑張ってね
お婆ちゃんみたいになると困るからと言っています

2015/02/03 16:58:54

日本人の前では、ね。

シシーマニアさん

SOYOKAZEさん

早速読んで下さって有難うございました。外国語は、聞くのが難しいですね。話す方は、最終的に「トイレット」と単語を言えば通じましたが、問題はその後です。

一度、浅草だったかしら。
アメリカ人に一生懸命説明していて最後に、「解りました?」と訊いたら「ウ〜ン、ノー!」と答たのを聞いて、傍にいた人がプーっと吹きだした事がありました。まあ、三人で笑って、その場は助かりましたけれどね。

2015/02/03 16:27:03

フィッシュには縁が無い?

シシーマニアさん

吾喰楽さんへ

あちらの人達は、フィッシュなんて思い浮かばないのでしょう。吾喰楽さんの場合は、発音の問題ではなかったのだと思われます。

写真を見せたのが、一番でしたね。

2015/02/03 16:18:08

偶々・・

さん

シシーマニアさん、こんにちは。

偶々、似た発音の言葉だったので、つい、出てしまったのですね。
運が悪かったとしか・・・

私は話すどころか、聞く方も、映画など見ていると、「あぁ、こんな表現をするのね」と驚きます。
曽て、教科書に載っていた言葉など、最早死語、英会話としては通用しません。

ニュージーランドに行った時は「アメリ缶」という、会話用CDセットを購入し、泥縄で、必要と思われる会話だけ覚えました。

でも、発音が違うし、外国の方のみだと「こっちは外国人だ」と開き直れますが、日本人がいると照れくさくて、参りました。

2015/02/03 12:21:22

私の場合

吾喰楽さん

数年前、義妹母娘とアメリカへ行った時のことです。
LA空港の税関で、面倒なので「三人はファミリー」と申告しました。
無事に通過できました。
その後、手荷物検査です。
友人のリクエストで、鮮魚の土産を持っていました。
中身を訊かれたので、「フィッシュ」と答えたのですが通じません。
最後は、梱包する前に撮った、デジカメの写真を見せたら、解ってくれましたよ。

2015/02/03 12:14:00

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