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私のキャパ　

2015年01月21日
テーマ：シニアライフ

キャパという写真家の名前は何となく知っていたし、沢木耕太郎さんの「キャパの十字架」という本も、面白く読んだけれど、私のキャパは、キャパシティのキャパ。

つまり、今の私のキャパでは、文章を書く気力体力が、一気に減退してしまったという慨嘆である。

通常私は、ピアノを弾くよりもブログを書く方が楽しい位で、半日パソコンの前に座っていても、時間が経つのを忘れてしまう程なのだけれど・・。

お正月休みも終わって、少しずつささやかな音楽環境が動き出すと、私の中はそれで埋まってしまって殆ど余地が無くなり、一輪車の様によろけながらも、一筋に集中して動き出してしまうのだ。


現在私の取りかかっている楽しみは、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブル―」という、ピアノとオーケストラの作品を、連弾として仕上げる事。

勿論編曲した楽譜が市販されているのだが、一緒に弾く人がアマチュアの友人達なので、あちらの負担の加減を工夫するのが、今の私の全てを占めてしまっている。


まず手始めに、昨年の暮れ、小さなコンサートで、私はピアノソロバージョンを演奏した。

ピアノとオーケストラの作品を、一人で演奏するという、最も難関な処からスタートした。でもこの曲の、全体像を把握するには、ベストな手段だったと思う。

そして、先週から相手の人達との合わせに入った。二人の友人達が、途中で交代しながら、第一パートの華やかな部分を受け持つ。

現在の私の課題としては、如何にこの曲の華やかさを彼らに表現してもらい、更に、如何に彼らの負担を軽くするか・・。


４月下旬の本番に向かって、いよいよシニアマダム達が走り始めたのだ。

それにしても、シニアレディー達の気力迫力は素晴しい。

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