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カイゼリン・エリーザベト 

2015年01月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ウィーン

結婚して以来、ヨーロッパとはずっと縁がなかったが、やっと子供たちが高校生になった頃、二人に留守番をさせて、主人の出張のお供でポーランドへ行った。

1996年だったと思う。それは殆ど、四半世紀ぶりのヨーロッパだった。

ポーランドへの航路は色々あったが、勿論ウィーン経由の便を選んだ。

ウィーンでは、「カイゼリン・エリーザベト」という、シシーと呼ばれた皇后の名に由来するホテルに、名前に魅かれて、直接電話で予約をした。

当時、ウィーンのオケでヴァイオリンを弾いていた、留学時代の友人にも電話して、オペラ座のチケットを取って貰ったりもした。

初めて訪れたポーランドでも、色々思い出はあるけれど、やはりウィーン再訪が感動的だった。

オペラ座ではその夜、「白鳥の湖」が上演されていたので、オペラ嫌いの主人も一緒に行った。

私にとってのウィーンオペラ座は、立ち見席が当たり前だったので、指定席に座って、休憩時には華やかなロビーに出て行き、ラウンジで主人が飲み物を頼んでくれた時は、大人になって又ここにやってきたのだ、という素敵な感慨があった・・。

でもそれは、ほんのひと時的な滞在に過ぎなかったので、子供たちが大学に入ったら、今度は一人で、音楽三昧の計画を立てて必ず又やってこよう、と夢はどんどん膨らんでいったのだった。



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オペラ座

シシーマニアさん

SOYOKAZEさん

コメント有難うございました。
私達の世代にとって、ウィーンは憧れの地でしたが、SOYOKAZEさんの世代にも受け継がれていましたか・・。

野薔薇を原語で歌っていらしたのですね。私も子供の頃、ウィーンへの思いを込めて、やはり歌っていました。

オペラ座は、音楽を聴くというよりは社交の場なのだ、と思いました。
休憩が長いし、イヴニングを着た常連らしき人達が、抱き合って頬にキスしながら旧交を温めている様子は、まさにハプスブルグの名残を見ている様でした。まあ、立見席族は純粋にオペラに感激していますけれど。

そして、ちょっと庶民的ですけれど、日本人にとっては歌舞伎座こそが私達の持てるものなのだ、とハタと気づきました。

歌舞伎にのめり込んだのは、そのおかげです。

因みに歌舞伎は、世話物が好きです。

2015/01/13 19:40:25

ウイーン

さん

シシーマニアさん こんばんは。

ウイーンは私にとって憧れの地です。
小学生の頃は、ウイーン少年合唱団に夢中になって、お小遣いは、彼らのドーナツ盤に消えました。

ウインナワルツも好きでした。
野薔薇は発音は兎も角二種、言語で歌えます。(歌詞は同じですね)

オペラ座に足を踏み入れたら、それだけで興奮のあまり卒倒しそうです。
白鳥の湖はストーリーは熟知しています。
観たかったです。

2015/01/13 18:31:39

ブログに飢えていました

シシーマニアさん

吾喰楽さん

コメント有難うございます。
年末年始は人並みに過ごしていましたので、ちょっとブログに飢えてしまいました。

創作は中々手が届きませんが、追憶はいくらでも出てくる感じがします。一種の現実逃避ですね。

2015/01/13 12:43:19

第13話

吾喰楽さん

こんにちは。

ヨーロッパにも、クラッシック音楽にも、疎い私です。
ブログを拝見して、オペラ座の華やかさに、思いを馳せました。

今しがた、今年になって投稿なさった、13話を通しで再読しました。
今日は、13日です。
1日1話のペースで、お書きになっているのですね。

2015/01/13 11:09:53

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