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独りディナー
ソレントから・・。
2015年01月09日
テーマ:旅
20年位前、主人のお供で、南イタリアのソレントへ行った。
ローマからまず、特急に乗ってナポリへ。
ナポリからはたしか、ベスビウス鉄道といった名前のローカル電車に乗って、ソレントへ向かった。
丁度、高校の下校時間にぶつかったらしく、途中からどっとティーンエイジャーが乗り込んできた。
20人近くいた彼らの、大人びた様子は壮観で、私は暫く見とれてしまった。
ゴッドファーザーの映画に出てくる、マフィア役が務まりそうな、無頼漢風の男の子たち・・。
そして、日本に来ればたちまちモデルにでもなれそうな、見事なプロポーションに彫の深い顔立ちの女の子のたち。
しかも標準値が高いので、誰も自分たちの価値に気づいていない、自然な高校生のふざけ合ってる振る舞いが、清々しい。
あの電車の中での一時間位は、楽しかったなあ。
ソレントという地名は、「帰れ、ソレントへ」というカンツォーネの題名でよく知られているが、街そのものは特に特色がありそうにも見えなかった。
「青の洞窟」で名高い、カプリ島の近くにある港街、位か・・。
でも、ホテルのバルコニーからは、一面に広がるナポリ湾と、対岸には遠くべスビウス火山が眺められて、それは素晴しい景観であった。
ソレントは、数年前にも会合が開かれた場所らしく、同伴者である奥様達の殆どには特に新鮮さが無い様子で、ビギナーの私に「カプリ島には、是非いらっしゃると良いわよ」と、助言してくれた。
私は海外へ行くと、何故か行動力がパワーアップする性格らしく、早速ホテルのフロントでカプリ島行き船の、発着所を教えて貰った。
ホテルのある高台から、低地にある港へと階段になっている道を降りて行って、チケット売り場でカプリ島行きの乗船切符を買った。
しかし、教えられた場所には、乗船者らしい人影は見えず、船も停泊しておらず、訊こうにもイタリヤ語はわからず・・。
それでも人の姿を見ると、「カプリ・・?」と声をかけてみるのだが、皆一様に首を振るばかりである。
公共の乗り物は時間通りに出発する、という日本の常識が、海外では通じないのだと思いながら、暇に任せて待つ事小一時間・・。
その間、時折人が集まっては、カプリ島以外へ向かう船に乗り込んで出発していく。どうやら其処が、船乗り場であることは、間違いなさそうである。
やっと、「カプリ!」という単語の聞こえる乗船案内があって、切符を見せると無事乗せて貰えたので、どうやら目的地には向かえそうであった。
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ナポリ
ヨーロッパに行ったときナポリで
夕食の時ギターとアコーデオン持った人たちが入ってきて何でも歌うから
リクエストをと 帰れソレントしか浮かばないし希望して歌ったの
下手なくせによくやったわと今では恥ずかしいです
2015/01/09 13:40:51