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2014年10月22日ナビトモブログ記事
テーマ：日常の事その他

　18日の夜のこと。Microsoft Officeで思わぬ事態に直面した。

　現在、自分のPCにはOffice2003とOffice2013をインストールしてある。MS Officeを使われている方はご存知でしょうが、先日WindowsXPのサポートの終了と同時にOffice2003のサポートも打ち切られた。Office2003のうち、Excel2003をまだ使っていたため、Office2003も残してあったのだ。2003で機能的には十分であり、その点では移行する必要が無かったのだが、セキュリティーの問題が発生する危険性を思って2013も購入してインストールしていた。

　Excel2003の現在も使用中のファイルの中に、VBAで作ったマクロプログラムを組み込んだものがある。これを2013で開こうとしたら、ワークシートは変換できて見られたが、エラーでVisual Basicのプログラムが削除された状態になってしまった。それが、Office2003を残していた理由だった。でも、そろそろ全面移行しようかと考えた。Excel2013の初期状態では、リボンに「開発」のアイコンが表示されない。設定を変更して「開発」のアイコンを表示させた。ところが、開発にリボン表示を切り替えてもVisual Basicのアイコンが灰色表示で選択ができない状態だった。

　そこで、Windowsのコントロールパネルの「プログラムのアンインストール」をクリックして、修復セットアップを行ってみることにした。そして無事に再セットアップが完了した様子だった。ところが、Excel2013を起動すると、ワークシートが表示されたあと認証画面が表示され「10月23日までに認証を行ってください」と表示される。

　Office2013は、昨年の11月、MicroSoftのオンラインショップからの購入で、その際の認証はメールアドレスを入力するだけで済んでいた。本来は、今回も同じやり方で済む筈だった。ところが、いつも使っているメールアドレスを入力すると、「登録されていない」との表示で、元の認証画面に戻ってしまう。プロダクトキーでも認証が可能ということであったが、メーラーを当時使用していたOutlook.comから、Outlook2013に切り替えていて、購入時のメールが見つからない。購入した際の、メールアドレスさえ分かればプロダクトキーが不明でも問題はなかったのであったが…。MicroSoftアカウントのメールアドレスは、Office2013を購入した後、通常使っているメールアドレスに変えていたので、Outlook.comで登録したメールアドレスが自身の記憶からもPC上からも欠落していた。

　19日にMicrosoftの技術サポートに電話してみたが、日曜日は電話サポートはやっていないことがわかった。翌日はアルバイト出勤日で残業もして、帰宅が遅かったので、21日に改めて電話した。技術サポートで状況を伝え、プロダクトキーを知る手段がないかを尋ねたが、最後にオンラインショップに電話転送になった。1時間近くの長電話となったのだが、結局は「購入時に登録したメールアドレスが分からないと履歴に辿りつけない」という結論になってしまった。

　10月23日を過ぎてしまうと、機能制限がかかってしまう。マクロプログラムの実行どころではない。更には、Officeソフト全般が対象だったため、Outolook2013でも同様になってしまった。メーラーまでも正常に使えなくなっては、本当に困る。放置できない事態に追い込まれたため、再購入に踏み切ることにした。税込み32､184円、これがOffce2013Personalの価格、手痛い出費になってしまった。これからは、アカウントを変えることも無かろうが、念のため購入画面を印刷し、プロダクトキーを紙に保存した。