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「晴れたらいいね」オフ会で箱根明神ヶ岳へ(3/3) 

2014年10月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 1時35分、山頂を後にする。雨が降り始めたので明星ヶ岳まで行くかは天気の状況をみて判断することにした。登山時に稜線に出た地点まで戻り、最初の分岐までは戻らず、稜線を下る道を選んだ。傾斜が強い灌木の間を下るが、時折草地もある。ヤマラッキョウとウメバチソウの群落もあった。

 2時14分、宮城野への下山路の分岐に到着。相変わらず小雨が降り続いているし、時間も押していたので、明星ヶ岳へ回るのは止めることにした。稜線の分岐の標高は910m。宮城野の別荘地の上部が700mほど。200m余りの標高差を下る下山路はジグザグに道が切られてはいるが傾斜がきつい。歩き易いとは言えない道である。下るに従い気温も上がり汗が出てくる。

 2時41分急斜面の下りが一段落。さらに7分ほどで、別荘地最上部の車道に出た。雨もほぼ止んでいた。ここからは「歩き易いのでは…」と思っったが、それは楽観過ぎた。登山路は、曲がりくねる車道とは別に、別荘地の脇を直線的に付けられていた。距離が短いのは有難いが、道は1m程もV字状に凹んでいて、この日は水こそ流れていなかったが、本降りの雨であれば水路の中を歩くようなものである。足場が狭く、時折掘れこんだ段差もあったりする。また薄暗く足元も見にくいほどだった。そんな道が1km近く続いてうんざり。ようやく舗装道路に出た時は3時9分になっていた。そこからは宮城野の集落の中の道。要所要所にある指導標に従って、宮城野のバス停に着いたのは3時23分だった。

 途中にあった登山路の案内板では、道了尊から明神ヶ岳まで120分。明神ヶ岳から稜線上の宮城野への下山路分岐まで40分、そこからバス停まで40分、成人男子の標準時間と書かれていたが、合計3時間20分だ。もちろん休憩時間含まずではあるが。今日は10時10分がスタートだったから5時間10分ほど要している。座った休憩や食事時間の合計は30分ほどなので、4時間40分の歩行時間になる。脇目もふらず一生懸命歩いても3時間20分は厳しそうに思えた。

 宮城野のバス停でバス時刻表をヒロピィさんが見に行ったが時刻を確認する間も無く、小田原行きのバスが来た。雨衣を脱いだり、ザックカバーを外す余裕もなくバスに乗り込み、座席に座ってからにした。バスは小田原駅に4時7分に到着だった。

 今回は、展望ゼロで終わってしまったことは残念だったが、期待以上に多くの種類の秋の草花に出会えたことは嬉しかった。明神ヶ岳と明星ヶ岳を併せてゆっくり楽しむのには、もう少し日の長い季節が良さそうだ。今回は展望が効かなかったので、何れまた訪れる機会を作りたいと思っている。

 また、明神ヶ岳登山が目的だったので立ち寄らなかったが、大雄山最乗寺と近くにある足柄森林公園丸太の森を訪ねることも面白そうに思えた。
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写真は「明神ヶ岳山頂の案内板」と「山頂付近のマツムシソウとリュウノウギク」



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