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「晴れたらいいね」オフ会で高水三山へ(その3) 

2014年07月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 展望があった場所から直ぐ、岩茸石山の巻き道が分岐している。巻き道も良く踏まれており、山頂への尾根道がいきなりの急登で石の上を歩くような状態のため、指導標がなければそのまま巻き道に入ってしまいそうだった。
 巻き道分岐から息を切らして急坂を登ること10分、1時42分岩茸石山山頂に着く。計画時から梅雨の時節であり展望は期待薄と思っていたが、青空ではないものの予想以上に遠望が効く。歩いて来た方向を振り返ると、尾根続きの高水山の山頂、その左右には関東平野の西端の入間市、羽村市、福生市の市街地、狭山丘陵の緑に西武ドームの屋根が浮かんでいる。それより先は雲と地表との区別が付かないグレーである。北側は黒山から棒ノ折山へと続く尾根が見える。最奥に見えるやや傾いた台形のピークが棒ノ折山(969m)であろう。西の川苔山(1363m)は山頂付近が雲に隠れていた。山頂では10人ほどのハイカーが休憩中だった。山頂の標柱や展望写真を撮り、下りに掛かる。
 岩茸石山は尖ったピークで、高水山からの尾根も、北の黒山に続く尾根にある名坂峠からからも、そしてこれから向かう惣岳山に続く尾根も、皆最後は急登である。急坂を時には木に捕まり慎重に下る。急な下りを終える所で先の巻き道と合流する。ここから惣岳山の手前までの道は、アップダウンは少ない。途中の尾根の3つほどのコブは東側を巻く道になっている。途中の尾根から御岳山と大岳山が望める場所があった。
 2時23分、惣岳山の巻き道の分岐に到着。一息入れて上りに掛かる。少し登ると岩場になる。ロープが張られている箇所もある。岩角やロープに手も動員して登る。岩場はそう長い距離ではないが、その後は、階段道である。急登すること約10分、2時35分、金網に保護された青渭神社のある惣岳山山頂に到着した。
 「水準点は?」と最も高そうな所に行ったが見当たらない。実際には神社前の広場の端のやや下がったところにあった。5分弱の休憩で惣岳山を後にする。最初はやや急ではあるが高水山や岩茸石山の下りほどではない。少し下ると山腹を東に巻きながら下る道になり、8分ほど下った所に小石で囲まれた湧き水があり、石囲いの上の祠が載せられた水場があった。「井戸窪」と言う名で、祠は青渭神社の一部らしい。細い流れが登山道を横切っていたが、流れは浅い沢状の場所に積もった落ち葉の中に消えていた。井戸窪から直ぐの所に惣岳山の巻き道の分岐があった。道は手入れの行き届いた杉林の中を西向きに折り返して下り、尾根に戻る。尾根の急な箇所はくの字に折り返すような道になっているので、極端に急な箇所はない。
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写真は、「岩茸石山から見た棒ノ折山への尾根」「惣岳山山頂の青渭神社」



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