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人生いろは坂

移りゆく季節の中で 

2014年07月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 蝉の鳴き声が聞こえ始めました。もう梅雨明け宣言も近いのではないでしょうか。そして一昨日は終業式。
いよいよ学校は夏休みです。梅雨が明け夏休みが始まるころになると必ず聞こえ初めるのが蝉の声です。
いつに変わらぬ季節の移ろいです。今年の梅雨はどうやら集中型の梅雨だったようです。我が家の山の畑
では雨不足です。これで長い長い夏が乗り切れるのでしょうか。少し心配です。今年も連日のような散水が
必要かも知れません。

 さて私の場合、農作業は大抵が早朝です。早朝が涼しく気持ちが良いからです。庭に出てみると子育てを
終えたツバメ達の親子が盛んに飛ぶ練習を繰り返しています。子ツバメ達の体格も飛ぶ力も大人顔負けの
ようです。スイスイとまるで空中を流れるように飛んでいます。春の初めに来たツバメ達に較べ、今の季節に
飛んでいるツバメは体も一回りほど大きく飛翔力も勝るようです。

 畑にいると鳥たちの鳴き声に包まれているようです。優しいさえずり、そして俗にいう鶯の谷渡り
そしてひときわ甲高い鳴き声はヒヨの声のようです。キーキーと甲高い声は餌のありかを知らせている
のでしょうか。ヒヨは夫婦仲がいい鳥です。大抵つがいで飛んできます。今の季節、山にはヤマモモ
里にも色んな果実があります。せっせと来てはついばんで行きます。そういえば今ホトトギスが鳴いて
います。この鳥の鳴き声にも特徴があります。

 さて、畑はいよいよ夏本番と言ったところです。トマトが最盛期。茂った葉の陰に真っ赤に色付いた
姿が見えています。大きなトマト、ミニチュアのトマト。どれも色鮮やかです。そしてキュウリ、キュウリは
日々収穫をしないとすぐに大きくなってしまいます。

 そして食べきれないほどのピーマンやナスビ、ありがたいことです。全ては畑の恵み、自然の恵みです。
インゲン豆も大きくなりました。遅まきだったモロヘイヤも少しずつ成長しています。この野菜は
原産国がエジプトだそうです。刻むと独特の粘りが出てきます。夏には欠かせない栄養豊かな野菜です。
今はどんな野菜も出来るだけ種を収穫して翌年に使うようにしています。植えてみたい方は残った種が
ありますのでお分けします。撒いてみてください。

 今日は変わったタイトルの本を紹介したいと思います。「寄生虫なき病」と言う本です。新聞の新刊書を
紹介したページに簡単な紹介記事が掲載されていました。何とも興味深いタイトルだったので早速、児島
図書館に頼んで取り寄せて貰いました。

 実に驚くべきことが書いてありました。私たちが清潔を求めれば求めるほど、ある種の病気からは逃れる
ことが出来るけれど、反面今まで経験したことのない新しい病気と遭遇することになったようです。それが
抗体の異状反応による様々なアレルギー関連の病気や以上です。花粉症もリウマチもそうだというのです。
著者もその一人で病気を克服するためにわざわざメキシコまで出かけある種の寄生虫を手に入れて病気治療を
試みています。

 強酸の胃の中で生き続けているピロリ菌、発見されて以来、胃癌の原因になるのではないかと除菌治療なる
ものが行われていますが、このピロリ菌でさえ何かの働きをしているのではないかと言われています。人間の
進化とともに長く共生関係にあった菌や寄生虫などとの上手な付き合い方が求められています。そして進化
したとはいえ人間の体自身はまだまだ未開であった時代のままの姿をとどめていると言うことをも一度考え
直してみたいものです。

 そして近年盛んに除菌や抗生物質の開発による治療が行われていますが、何でもかんでも抗生物質に頼る
治療が良いのか考え直してみるべきではないでしょうか。私は一昨年予防注射をしていたにも関わらず
インフルエンザにかかってしまいました。このときは抗生物質も飲まず、ひたすら我慢して治しました。
こうすることによって病後は免疫力が高まりました。病気に打ち勝ったと言う心の自信と体の抵抗力が
高まったようです。

 人間や動物が進化の過程で得た免疫力、これこそがいかなる薬物や治療をも超越する強力な武器なのです。
そして過剰なまでの除菌やあふれる菌や寄生虫から遠ざかる生活を見直してみるべきではないでしょうか。
季節になると必ず多くの人が苦しむ花粉症、これも寄生虫なき生活から来る免疫疾患だとしたら人類は
進化と言うより新たなる病を得るための後退をしているのではないかと思うのですが・・・。

 さて、梅雨が明ければいよいよ本格的な夏、しかし今年の夏は例年の夏と異なるようです。どうやら冷夏の
ように思えます。少なくとも今までのところは冷夏でした。太陽ね劇的な変化がありました。そして太陽活動が
停滞しています。これから寒冷化に向かうのではないかと言われています。それはともかく暑い夏は暑いままに
過ごしましょう。それが野生としての本来あるべき姿です。そして電力やエネルギーの消費を出来るだけ
抑えましょう。それが原発を再稼働することなく済ませることに繋がります。

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