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音楽HP作りと自然探訪と…
高い買い物?
2014年07月08日
テーマ:日常の事その他
先日、amazonの通販で一冊の本を購入しました。
本の名は「維管束植物分類表」出版社は「北隆館」、その価格は税抜きで2800円です。
本の中身はと言うと、タイトルが示す通りで、植物の分類を、系統樹の順に、目、科、属と並べ、属の下は、日本で普通に見られる植物の代表的なものを多くて5種ほどが書かれています。
図鑑とは違い、図は前書きに当たるところに、系統樹が示されているだけで、後は分類番号と学名+和名の文字が並んでいるだけです。
植物図鑑は既に何冊か持っており、それで植物の名前や科や属を調べられるのですが、その科とか属が1990年代以降に、見直しが行われ、大きく変わった部分もあります。
従来の図鑑の植物分類は、エングラーやクロンキスト(どちらも人名)の分類体系に依ったものです。1990年代にDNAの塩基配列を読み取る方法が確立されて以来、系統関係が見直されることになり、Angiosperm Phylogeny Group(被子植物系統研究グループ、略称APG)が結成され、1998年に結果が発表されました。その後の研究で2003年に改定されたAPG?、さらに2009年に再改定されたAPG?が発表され、今日に至っています。
ただ、このAPG?が系統樹の最終的な姿というわけではなく、研究に基づく、細分や編入、再統合は現在進行形です。いずれAPG?が登場するでしょう。
私事に話を変えますが、ネット上に植物検索図鑑を構築すべく、現在は「MOMOの植物写真集」として公開しているデータベースがあります。現在も、科や属での検索も可能ですが、写真登録が一段落したところで、科、属ごとにまとめて並べ替えをしようと思っています。
APG?に基づいた科や属は、ネットのWikipediaなどでも調べられますが、必ずしもAPG?の情報が反映され切っているわけでなく、また上位の系統樹を調べて整理するのは、かなり大変な作業になってしまうことは明らかです。それが、この本の購入に踏み切った理由です。
「そこまで拘らなくても」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、中途半端が嫌いで可能性の高いことであれば追求してみたくなる性格ですので…
会社勤めの頃は、本業ではありませんでしたが、ソフトウエア開発に関わった仕事を続けてきており、プログラムを作る際に、構造的な構想がバグを減らしメンテナンス性を上げるのに重要な事を体感しています。それも、こんなことを考える要因の一つかも知れません。
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優しいひとへ
発想に脱帽。
植物愛---生物愛---人類愛----愛情に溢れたMOMOさん。
ほんとに、一冊でみんな解るという図鑑はありませんね。私は何冊も持っていて、あっちの本を広げたりこっちの本を開いたり、何時間も掛けて調べています。
一度見たら覚えればいいのに、すぐに忘れてしまいます。頑張ってください。
2014/07/13 23:57:29
すでにプロです
ライフワークを越えていますね。
>その科とか属が1990年代以降に、見直しが行われ、大きく変わった部分もあります』
ではMOMOさんも改めて訂正を加筆になるのですね。
考えただけでクラ〜っとなりそうです。
今日、大沼公園の湖畔散策路を3時間近く歩きましたが珍しい草花が多数あり、MOMOさんならわかるだろうなぁと。
花オンチの私はカメラに収めるだけでした。
2014/07/09 17:43:10
エール有り難うございます
SOYOKAZEさん、れんげしょうまさん、プラチナさん、コメント有り難うございます。
「完了」ということはあり得ない作業になるのは必至です。
でも、野山に咲いている花を見て「この花の名前はなんだろう?」と思った方にとって、本の図鑑を捲って調べる手段より、オンラインならずっと容易い手段を提供できる筈ですので、少しでも早くその形態を整えたいと思っています。
2014/07/09 03:27:14
MOMO植物図鑑
学生の頃、牧野富太郎の植物図鑑を教えられた記憶があります、植物の内容ではなく、偉人として物語に興味を持った事がありました、富太郎は音楽の指揮をとった事も有ったとか、作曲も手掛けるMOMOさんと似ていますね、第二の牧野なるか?
2014/07/08 22:34:15
楽しみ
「MOMOの植物写真集」が「MOMOの植物検索図鑑」に進化するのでしょうか?
気の遠くなるような作業ですが、MOMOさん
なら、きっと素晴らしいものをつくられる
と信じています
2014/07/08 21:21:20
素晴らしい事です
MOMOさんのネット植物図鑑に賭ける思いは素晴らしいの一言です!
私も名も知れぬ雑草の花や生体に触れ思いを新たにしました。
完成を心から期待し、応援の気持ちで一杯です。
2014/07/08 19:09:44