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「晴れたらいいね」オフ 鎌倉、大仏切通から源氏山(5/5)」 

2014年03月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 計画コースとして挙げていたのは、ここまでであったが、まだ午後1時にもなっていない。源氏山公園に戻って寿福寺に下るコースを歩くことにした。急坂の車道を引き返すと、長い距離ではないが息が上がる。上がり切ると緩やかな道である。葛原岡神社に通じている広い道は公園の中でV字状に曲がる。そのVの先端のところから公園の遊歩道が続いている。入口のところで、落ち葉の中をキジバトが歩いていたのでカメラに収めた。100m程歩くと左に下る坂道がある。鎌倉の歴史書に良く現れる化粧坂(けわいざか)である。坂の下り口を見送って先に50m程で、源頼朝の銅製の坐像がある広場に出る。周囲は芝生とツツジやアジサイ、桜などの花木が植えられているが、まだ緑葉も見られない。
 さらに公園内を東に向かう。道端にツワブキ(石蕗)の群落があった。3月ともなれば花は終わっているが、代わりにタンポポの綿毛のような冠毛が球状に伸びていた。タンポポのように純白ではなく、白褐色である。陽を反射する艶のある大きい緑葉とのコントラストが美しかった。丸く冠毛が育っていたのは群落の一部で、枯れて縮れた花弁が残り、冠毛の成長はこれからという株の方が多かった。遊歩道沿いには桜の木と芝生がある場所も数箇所あり、花見シーズンには大変な人出になるであろう。
 1時10分、公園内の遊歩道の末端に到達。源氏山公園は規模の大きい山上公園だった。そこから山の斜面を下る山道になる。上ってくる何人かの人とも出会った。道の始めは斜面を巻いて下るが、やがて狭い尾根の道に変わり、道脇には小さな墓地も点在している。最後に人一人がやっとの狭い切通しの自然岩の階段があった。1時14分、平地に下り切る。源氏山公園の頼朝像のある広場の標高は80m足らずなので下りは時間的には僅かである。
 谷の住宅地脇を少し歩くと三叉路があり指導標あった。普通の三叉路と違うのは鎌倉駅方向を示す道が、極く短いが岩を四角く刳り貫いたトンネルになっている点だ。ここは寿福寺へ直進する。直ぐに左に直角に折れ、寿福寺の塀脇のT字路に至る。これを右折し、再び左に直角に折れると、寿福寺の中門の前に出る。
 寿福寺は、禅宗の鎌倉五山の中で第三位の寺である。境内に入ってみるつもりだったが、残念ながら「一般参観は受付ていません」書かれた表示があり、中門は柵で閉ざされていた。ネットで調べると、裏の墓地には、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓があり、そこは一般開放されているとのことだった。中門から山門までの70m程の直線参道は、生垣で俗界と仕切られ檜の並木になっていた。そして檜の根元の地面は美しい青苔に覆われていた。
 山門を抜けると横須賀線の線路に沿った道路に出る。鎌倉駅に向かう道端には、観光都市らしい凝った作りの店もある。その中で、店ではないがいかにも蔵という大きな建物が目を引いた。「結の蔵」という表示があった。秋田県湯沢市の高久(たかく)酒造という会社の酒蔵だったものを移築したそうである。
 1時35分、鎌倉駅西口に到着。3月6日のハイキングを終えた。時刻も早かったので、キタさんと相談し、江ノ電で藤沢駅に出てみることにした。鎌倉駅を出るときは2両編成の電車は混みあって座席はなかったが、長谷駅で半数以上の人が降りて座席も空いた。極楽寺駅では2両増結された。七里ガ浜の海や江ノ島を車窓から眺め、腰越駅と江ノ島駅駅間の路面電車走行を味わい、2時24分藤沢駅に到着。東海道線で横浜経由で帰るキタさん、小田急江ノ島線で帰るMOMOは、分かれて帰途に着いた。
 雨天延期もあり、二人だけのオフ会になってしまったのは残念だったが、天候はまずまずで、古道の雰囲気を味わったり、名所を訪れたり楽しめたハイキングだった。
 昨年12月8日に、江ノ島に行った後、江ノ電で江ノ島駅から長谷駅に移動し、鎌倉大仏に立ち寄った後、大仏ハイキングコースを歩いたが、日の短い時期の午後からで冷たい風も強い日だったこともあり、大仏切通と銭洗弁天に行きそびれ、残念に思っていた。それをクリアできたのも嬉しかった。
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写真は「源氏山公園の源頼朝像」「寿福寺参道」



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お疲れ様でした

ヒロピイさん

延期 延期で 寂しいイベントに なってしまった?

暖かい 陽だまりで また 再開お願いします〜

2014/03/25 22:48:48

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