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「晴れたらいいね」オフ 鎌倉、大仏切通から源氏山(4/5) 

2014年03月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 12時24分、食事を終えて尾根道に戻り、葛原岡神社に向かう。食事の間、雅楽の音楽が小さく聞こえていたが、賽銭箱の脇の犬小屋位の小さな建物から曲が流れていた。境内に、小さなミツマタの木があったが、満開だった。この神社は、鎌倉幕府の倒幕を企てた後醍醐天皇に味方し、北条氏に捕らえられて処刑された日野俊基を祭神として、明治天皇の思招で創建されたという比較的新しい神社だ。源氏山公園と神社の間には日野俊基の墓もある。今は学業成就、除災招福、交通安全の神として崇められていると、碑文に書かれていた。
 葛原岡神社から引き返して源氏山公園に戻り、頂が広場の小山を迂回して回り込み、三叉路から佐助の谷に通じている車道だが、20度位ありそうな急坂を下る。この急坂を谷間に下る途中に銭洗弁天の入口があるためだ。坂の途中には色んな種類のツバキが植樹されていて、花が楽しめた。赤いツバキの他、ほのかなピンクのツバキ、白地に紅の縦絞りが入ったツバキなどだ。12時42分、道路脇の垂直の岩壁際に石鳥居と提灯、石碑が見えた。尾根を刳り貫いたトンネルから入る、銭洗い弁天の入口である。
 このトンネルの参道は、古いものではなく、第二次世界大戦の時に上の山に高射砲の陣地を作るために、急な坂道が車道として作られ、その後にこのトンネルが作られたものという。現在は、ほとんどの人がトンネルから境内に向かう。トンネルを抜けると、鳥居が10基ほど林立した石畳の道の、銭洗弁財天宇賀福神社の境内である。右の谷奥側には社務所の他、幾つもの社殿が並び、左側の谷の下方側は土産物屋兼食堂のような店がある。駐車場の無い山の中腹に位置し、交通の便の良い神社ではないが、多くの参拝者が訪れて賑わっている。屋外活動の中学生も多くいた。神社だが大きな香鉢で香も焚かれていた。奥の岩壁下の洞窟に奥宮があり弁才天が祀られ、洞窟の入口脇には本宮の社殿があり、市杵島姫命が祀られている。社殿はそう大きい建造物ではない。洞窟の奥宮に直行する。洞窟の奥行きは10m位か、奥深いものではないが、広さはあり洞内に社殿が二つ。銭洗いのための水路があり、笊や柄杓が置いてある。当然ながら銭洗い中の人達も居たが、自分達は写真だけ撮って洞窟を出た。洞内の社殿の一つの前には棚があり、小さい鳥居が数多く奉納されていた。その後、境内にある上之水神社、下之水神社、七福神社の前を巡り、再びトンネルを潜り、12時56分銭洗い弁天を後にした。
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写真は、銭洗弁天の参道のトンネルと銭洗弁天の境内(屋根が緑色になっている建物が本宮、その左の岩窟内が奥宮)



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