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「晴れたらいいね」オフ 鎌倉、大仏切通から源氏山(3/5) 

2014年03月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

大仏ハイキングコースは沢山の人と出会う。それまでの大仏切通しの古道とは対照的である。三叉路を折れて尾根への登りに掛かるところで、先ず7,8人の野外学習中なのか中学生の団体が下ってきた。狭い山道で前日の雨で泥濘もあり、通過するのを待機。アベックが下ってきて女性が「これ、本当に初心者向きコースなの?」と問うと、山慣れしたスタイルの男性が「そうだよ。」と事も無げに答えていた。
 尾根に上ったところに、三叉路がある。指導標があるが直進して下って行く道方向は示されていないが、仲ノ坂の住宅地に通じているとのこと。この三叉路から尾根が高くなるが、そこがコース中最も険しい部分で、露岩を削った階段が作られ、ロープが張られている。険しいと言っても5,6mの間ではあるが…。その後尾根道が続くが、さほど急なところは無い。何箇所か泥濘はあったが、回避は可能で靴を泥まみれにすることも無かった。葉を落とした樹木の隙間から丹沢や富士山も見えるところまあったが、視界がすっきり開けるところは無かった。
 11時6分、カフェテラス「いつきガーデン」の分岐の所で、幼稚園児の団体と擦れ違いしばらく待機。引率の女性の先生が「済みません。」と言って通過する。いつきガーデンは、漢字で“樹”と書かれていて分岐から50mと示されている。ハイキングコースの支尾根の末端にあって、そこからは展望が良いらしいが、立ち寄らなかった。
 11時19分、指導標のある三叉路に出る。右は長谷の谷の奥に下る道で、谷を横切る市役所通りに降りられる。市役所通りが長谷の谷を通過する部分の両側はトンネルになっている。歩いてきたコースの下にもトンネルがあったことになる。分岐を過ぎると、2箇所上りの階段があるが、どちらも長いものではない。2つ目の階段を過ぎると緩やかな道になり徐々に下りになり、人家が現れ小型車が走れる道に変わる。
 展望の良い尾根にある住宅は、作りも立派な建物が多い。1軒の家の庭先で花木に芙蓉を小さくしたようなピンクの花が咲いていた。調べてみると「アニソドンテア」という南アフリカ原産のアオイ科の花木に近い。通常の花期は5-11月と記されているが、暖かければ一年中咲くとも書かれていた。尾根の斜面には葉が出始めた満開の寒桜、道端の枯れ草の中に1株だがタンポポが綺麗に咲いていた。時は、3月上旬、しばらく前に雪も積もったが、本格的な春も目前と感じさせる。南東側の視界が開けている場所がある。そこからは眼下に弓なりに弧を描く佐助の谷にぎっしり立ち並ぶ住宅、そしてその先は由比ガ浜や材木座海岸近くの市街地に繋がり、さらに相模湾の海が青白く輝いている。 この辺りは高台の住宅地で、分岐がいくつかあるが、昨年12月8日に単独行で歩いたばかりなので迷うようなことはなく、11時35分源氏山公園に到着した。
 この公園で食事を予定していた。一旦、小山の頂上部分の広場に行ったが、誰も人が居ない。ただツバキの花が綺麗だった。やはり山の上は風が通る。階段を下って葛原岡神社方向に向かい、尾根道の西側に少々下った広場で食事を摂ることにした。東屋もあったが、日の当たるベンチを選んだ。この広場も無人だった。
 食事を摂り始めると、ハクセキレイが1羽、芝生にやってきて5,6m離れたところを行き来している。キタさんが、パンを小さく千切って投げたが気付かなかった様子。しかし、しばらくしてから1つのパン切れを見つけた。その場所で食べるかと思ったが嘴に咥えて煉瓦道の方に行き、叩き付けて細かくしてから食べていた。キタさんは、小さいガソリンコンロを持参されていた。それで湯を沸かし、熱いコーヒーをいただいた。
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写真は「大仏ハイキングコースで最も険しい部分」と「相模湾方面の展望」



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