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音楽HP作りと自然探訪と…
12月8日 江の島と鎌倉郊外を歩く(その3)
2013年12月14日
テーマ:自然探訪
少し緩やかに下っていくと、南側の展望が見事な所があった。常緑樹と紅葉した落葉樹に挟まれた谷に密集した住宅が弧を描いて伸び、その先に鎌倉の市街地、そして由比ガ浜や材木座海岸のある湾から相模湾の海、平坦な三浦半島の先の方が海にせり出している眺めだった。「曇天でこの眺めなら、青空だったらさぞ…」と残念だった。
住宅が現れてから400m弱歩くと源氏山公園に出る。かなり広い面積の自然豊な公園である。道路脇の広場にはベンチや東屋がある。ピンクの山茶花の花が綺麗だった。園路に入り小高い山の頂上に上ってみた。途中鮮やかな真紅の葉を付けたイロハモミジも見られた。頂上は広場になっていて、子供連れの人や、ハイキングスタイルの人達などが、東屋やベンチに座ったり散策していたりしていた。
頂上から広い階段を少し下ったところにトイレがあったので小用を足したあと、ベンチに座って食事にすることにした。時は、1時20分を過ぎていた。コンクリートのベンチに座ると尻が冷たい。ザックからレジャーシートを出し、畳んだまま尻の下に敷いた。今日は暖かい飲み物は持って来なかった。コンビニで買ったミルクコーヒーのペットボトルを飲みながら、サンドイッチを食べたが、食事をしていたら寒さを感じ始めた。多少だが歩行中に汗もかいているためもある。
20分余り休んで、出発する。広い道に出る前に日野俊基の墓の立札があった。鎌倉幕府の末期に、倒幕を企てた後醍醐天皇の配下の人物で、倒幕計画が失敗して幕府軍に捕らえられて処刑されたとのこと。広い道に出ると正面に葛原岡神社の鳥居が見えた。源氏山公園の近くにある銭洗弁天を通り過ぎてしまうので、広い道を引き返し気味に下ってみた。200m近く歩くと、三叉路になり、源氏山公園の案内図があった。現在地は源氏山公園の中央付近で、先に歩いたのは園の西半分の中、東側には源頼朝像があったり、化粧坂への下り道、更には寿福寺に下る道があるようであった。東側に進むと、葛原岡ハイキングコースとは離れるので入るのは止めた。指導標には銭洗弁天まで170mとあった。僅かな距離ではあるが、急坂を下る途中で帰りにはまた上り返すことになる。
また気が変わった。結局また葛原岡神社に向けて引き返す。事前に銭洗弁天について調べて居なかったが、後でインターネットで調べると、トンネルを潜って境内に出ること、洞窟の中に銭を洗う名水があるなどの記述を見ると、立ち寄るべきだったのではと、少々後悔している。
葛原岡ハイキングコースに入るつもりであった。源氏山の案内図の近くの指導標から葛原岡神社の鳥居までには指導標はない。神社の鳥居近くに小さな案内図があった。北鎌倉駅方面は左に下る道が示されていた。その道に向かう。山の中腹に小形車が通れる幅の舗装道路があり、両脇には民家が並んでいる。そんな道は、やがて下り坂になり、2時丁度に2車線道路に出た。そこに至る前に、どうやらハイキングコースとは違うということに気付いてはいたが、葛原岡神社まで戻って山道に向かうまでの執念は無かった。本当は、葛原岡神社の鳥居の先から本殿の右側に入口があったようである。
ハイキングコースで無いのは承知でも、二車線道路を辿る気は無い。右に少し下ったところから谷の方に歩道があった。谷に下ると言っても、既に住宅地の一角で、山道では無い。街灯もある舗装された坂道だった。この地域は東瓜ケ谷と地図に記載されていた。谷に下り切ると小形車が通れる道幅に変わり、大回りしてきた先の2車線道路に合する。でも2車線だった道は大型車の通行は困難なほどの幅になっていた。山に新しく道を付けるなら立派な道を作れても、谷あいに入り既に人家がある場所での拡幅は難しいのであろう。
谷あいの住宅地の1km弱の歩きで、県道21号線に出た。大船から鎌倉の鶴岡八幡宮の脇に通じる幹線道路である。右折して100m余でJR横須賀線の北鎌倉駅前だった。2時14分に駅前に到着。
ちょっとした土産物でもと思っていたが、北鎌倉には土産物屋は見当たらない。県道を歩く途中、松花堂という羊羹の店を見かけていた。駅前から少し引き返し、店に入ってみた。正面は実に地味な店構えで目立たない。しかしこの店の羊羹、普通の羊羹ではない。尾張徳川家献上菓子の「あがり羊羹」という銘品だった。1本1260円という値段なので、1本だけ買って帰ることにした。「持ち帰ったら冷蔵庫に入れてください。」と言われた。水羊羹と煉羊羹の中間的な柔らかさで、フォークで簡単に切れる。弾力はあるが滑らかな舌触りで甘味は抑え気味、「なるほど」と感じさせる羊羹だった。
再び、北鎌倉駅に戻り2時25分の電車で帰途に着いた。大船駅で東海道線に乗り換え、藤沢経由で町田に戻った。
天候には恵まれなかったが、数十年振りの江の島、そして鎌倉郊外の山を歩いての一日、期待通りと期待外れ、コースミスもあったり、いろいろだったが、家に閉じこもっているのと違い、何かと刺激になる。未知の場所を訪ねるのも良いものである。
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写真、1枚目は大仏ハイキングコースからの眺望、2枚目は源氏山公園の紅葉
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Re:鎌倉
喜美さん、コメント有難うございます。
今年は、2月に、自分が企画した「晴れたらいいね」のオフ会で、天園ハイキングコースを歩きました。
その時は、鎌倉駅に集合し、鶴岡八幡宮に立ち寄った後、勘違いしてコース入口を間違え、瑞泉寺に向かうところを浄妙寺に行ってしまいましたが、別の登山口から天園ハイキングコースに入って歩き、北鎌倉の建長寺に下りました。
今回は、今年、2度目の鎌倉でした。
その前と言えば、30年以上も前に、家内と極楽寺、長谷観音、大仏、鶴岡八幡宮、瑞泉寺などを巡っただけでした。
歴史ある寺社も多く、2度や3度では鎌倉を知ることはできません。また、それらの寺社巡りの楽しみ以外に、市街地を囲む山のハイキングコース歩きも魅力的です。山が低いので、いきなり住宅地に出てしまったりもしますが、自然豊な公園も多くあるようで、これからも、足を運んでみるつもりです。
2013/12/15 18:52:19
鎌倉
子供が小学校に通っていましたから
良くいきましたけれど彼方のように
歩きもせず 八幡宮もお正月には毎年行きましたので懐かしく
読ませていただきました
2013/12/15 05:12:33
Re:来年行く予定
ばばたまさん、こんばんは。
博多からいらしゃるのですか。江の島、鎌倉は歴史のある地です。町田市のお友達が詳細なプランを作られるかも知れませんが、きっと味わい深い旅になるだろうと思います。
MOMOは、その気になればいつでも行ける距離に住んでいますが、若い頃は山歩きばかりしていましたし、今までに数回しか訪れていません。鎌倉は、今回の歩きで一層、興味深い地になりました。
話は変わりますが、定年前の13ヶ月間、博多に単身赴任し、山王公園の近くに住んでいました。博多にいる間に、太宰府天満宮や能古島、志賀島、海ノ中道公園、油山市民の森などにも行きました。またバスツアーで、高千穂や阿蘇山、個人旅行では長崎や佐世保、九十九島へも出かけました。短い間でしたが、様々な思い出が博多にはあります。
2013/12/14 23:51:56