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音楽HP作りと自然探訪と…
11月9日 今年5度目の高尾山(3/3)
2013年11月15日
テーマ:自然探訪
下りは、混雑は覚悟で1号路を歩くことにした。数十年高尾山に行かず、今年は4回高尾山頂に立ったが、1号路に足を向けなかったので、薬王院を訪れる機会が無かったからだ。当然、自分のペースでは歩けない。老若男女の行列である。薬王院へ向かう途中の道端で、センボンヤリ(千本槍)の秋花の閉鎖花と冠毛を見かけ、写真に撮った。
1時1分、薬王院の最も上にある奥の院不動堂に出た。このお堂の扉は閉まっていて、寺の関係者はいない。ここからは石段の連続である。最初の階段を下ると飯縄権現を祀る社殿(権現堂)である。これは、寺院では無く神社で、神仏混合時代の名残りということになる。入母屋造りの本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造りで、社殿全体に華麗な極彩色の装飾が施されている。江戸時代後期の代表的神社建築とのこと。鳥居を潜って階段を下ると、本堂の前に出る。薬王院の中心となる本堂で、入母屋造りの大きい建物だ。薬師如来と飯縄権現が祀られているそうで、「南無飯縄大権現」と赤地に染め抜かれた幟が立てられていた。正面には注連縄が張られていて、今も神社と区別していないことが伺えた。おみくじ売り場も賑わっていた。これを下った後も、いくつかの小さい伽藍やおみくじ売り場や護摩木売り場、お守り売り場もある。右の方に行くと大本坊の大きい建物があるが、そちらには行かなかった。山門(四天王門)で薬王院を抜ける。
息子が小学校3,4年生のころ、一家で高尾山頂まで行き、稲荷山尾根を下ったが、何故か、行きの道中のことが全く記憶に無い。ケーブルかリフトで上がって薬王院を通ったはずなのだが…
仏舎利塔のある尾根の付近は車道にもなっている女坂を下った。浄心門を1時19分頃に通過。蛸杉の脇を通り、野草園の前に着く。「今見られる花」の紹介掲示を見たが、11月ではもう野草園ならではの花は無い様子で、通過する。リフト乗り場の上を通る時、「10分待ち」というアナウンスが聞こえた。さらに1号路を下る。途中の道端に冠毛の開いたカシワバハグマ(柏葉白熊)があったので撮影した。
1時41分、1号路と金比羅台の分岐に到着。高尾山口から京王線に乗っても、高尾駅で乗り換えになるし、朝の駅前の雑踏を思うと高尾山口に下りる気は失せていた。金比羅台に向かう。道脇にはコウヤボウキ(高野箒)の花が咲いていた。2分余で金比羅宮のある金比羅台に到着。標高は370m余り、上天気であれば展望台として絶好の場所なのだが、高尾山山頂からよりは多少見通しが良くなった程度だった。一応写真を撮っただけで通過。
金比羅台で道は2分する。右は階段道で1号路に戻る。左は金比羅尾根を辿って高尾町の中心部まで下る道である。殆どの人が高尾山口に向かう中、金比羅尾根に向かった。いかにも登山道という山道だった。1号路はまだ上る人もいたが、こちらは2時に近いので上って来る人は居ない。静かなものである。ナキリスゲ(菜切菅)を撮ったり、檜の幹に絡んだ紅葉した蔦を眺めたりしながら下る。
里に出る少し前で、伐採された木に腰を下ろして休憩し、お茶を飲んで菓子を食べた。大垂水峠から歩き始めて、腰を下ろしたのは昼食の時のただ1度だったからでもある。誰も通らない道と思っていたが、休んでいると時々登山者が降りて来る。観光より山歩きという人にはとっては、自分と同じように、人波に紛れて歩くのを嫌ったのだろう。7,8分の休憩後、最後の一下りで、2時10分、人家の脇に出た。
国道まで歩く途中、人気の無い建物の前に、セリ科の大きな草アシタバ(明日葉)が咲いているのを見て写真に撮った。高尾山周辺では自生するような地域では無いので植栽であろう。2時15分、国道20号線に出た。ここから高尾駅までは1.3kの国道歩きだ。橋の上から南浅川の流れを撮ったりしながら歩き、高尾駅に2時31分に帰着した。
天気予報が今日になって曇りに変わってしまい、全く陽光が無かったのは、残念で、紅葉ももう一つ冴えがなかったが、少なからず様々な草花や実を撮ることができ、まずまずの成果に満足したハイキングだった。
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写真1枚目は薬王院本社(権現堂)、2枚目は金毘羅尾根の蔦紅葉
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Re:こんばんは
mariji3さん、コメント有難うございます。
今年になって5回高尾山に、そして付近の山に3回、足を運びましたが、高尾山周辺で見られる草花として知られているものの、半分ほどしか出会えなかった感じです。来年も、きっと何度か訪れることになるでしょう。
冬場は、花が見られませんので、来春が待ち遠しく思えます。
登山道より、林道を歩く方が多彩な草花に出会えることも知りましたので、それも狙っていきたいと思っています。
際限の無い世界かも知れませんが…
2013/11/25 21:07:51