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10月28日大山登頂、ちょっぴり冒険、林道歩き(1/3) 

2013年11月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 10月28日の月曜日、丹沢山塊の東端の大山(1252m)登山と東南尾根の林道歩きをしに出かけた。今回も登頂するのが主目的では無く山野草の写真撮りのためだった。
 7時過ぎに家を自転車で出て町田へ、小田急線で伊勢原駅に向かった。駅前のコンビニで食料を調達し、8時発のバスに乗る。月曜日のため登山者は少ない。発車時は満席だったが、終点の大山ケーブルバス停で降りたのは5人程だった。
 8時30分、バス停を出発する。付近の山の木々は幾分色付きが始まっているが、まだ紅葉の盛りはずっと先である。1ヶ月前は女坂入口まで、こま参道を歩いたので、今回は沢沿いを通る坂道(もみじ坂)を上ってみた。「花を咲かせている野草は無いかな」と見ながら歩いたが、残念ながら取り立てて目を引くものは無かった。もみじ坂は、こま参道の2/3位まで続いていたが、最後は駐車場の脇で途切れたので、残り1/3は土産物店や食堂が立ち並ぶ、こま参道を上ることになった。
 8時43分、大山ケーブル駅に到着。切符売りの窓口はまだ閉じられていた。6,7人の人が9時の始発を待っていた。50分頃開けられた窓口で片道の切符450円也を買い、改札を待ってケーブカーに乗車。ケーブルカーは標高差約300mを6分で上がる。発車時は満席に近かった。中間地点の大山寺駅で、大きい荷物を背負子で担いだ登山者が5人程乗車した。
 ケーブルカーを降り、四の茶屋の広場を通り、まだ新しい長い階段を上り、9時10分、大山阿夫利神社下社に到着した。晴れてはいるが、この時間は逆光で展望は良いとは言えない。伊勢原の市街地がぼんやり見え、その先は相模湾と陸地の境界が分かる程度だった。神社後方の大山の木々は微妙な色付き具合である。境内の楓は綺麗な紅葉になっている木もあった。景色の写真を撮り、小休止、神社に一礼し、9時15分鳥居を潜って、登山に掛かる。
 鳥居の先は、いきなり急な石段である。段の幅が少々狭く、傾いてしまっているものもあり、傾斜が急だけに気を遣う。階段が終わると、杉林の中のジグザク道になるが、かなりの斜度がある。上り始めて13分、夫婦杉という、一つの根元から2本の巨木が並んで立つ、注連縄が掛けられた杉の前に着く。長袖にセーターを着ていたが、急登で汗ばんで来ていたので、セーターを脱いだ。夫婦杉の少し先からは、落葉樹も混じり始め、道端には野菊の一つシロヨメナ(白嫁菜)の花も見られる。
 9時54分、大きな岩塊の側面に丸い穴がある、天狗の鼻突き岩の前を通過。この岩にも注連縄が掛けられていた。3分後、追分に到達。南山稜からの道が合流する。高さ3m68cmの石柱がある。強力達によって運ばれ、1716年(江戸時代中期)に立てられたものという。当時の大山信仰の熱が窺われる。追分を過ぎると、暫し傾斜が緩くなるが長くは続かず、また徐々に傾斜を増す。
 10時8分、富士見台に到着。丹沢のヤビツ峠の先のピーク、岳の台は見下ろす高さになっている。西丹沢の山までは見えるが、残念ながら富士山は裾が僅かに見えるだけ、雲に隠れている。また暫く尾根の傾斜は緩やかになる。10時23分、ヤビツ峠からの尾根道と合流。その先は、傾斜が増すが7分で山頂の阿夫利神社本社の鳥居が見えた。そして、10時34分大山山頂1252mに到着となった。
 山頂には神社関係の建物が3棟ほどと茶店もある。北に伸びる尾根上には無線中継塔が3基ほど。三角点標は最高点には無く東に少し下がったところにあった。真の頂上部分が神社になっているためであろうか。日差しはあるのだが、霞んでいて遠望が効かない。江ノ島がやっとそれと分かる程度である。スッキリとした晴れなら、関東平野を一望という地なのだが残念である。ベンチに座り、アンパン1個とサーモスのお茶を飲む。頂上付近に居た登山者は10人程だったか。月曜日で人は少ないように思えた。
 11時5分。山頂を後にする。東側の僅か下に広場があり、ここにも多くのベンチが並んでいて十数人が居た。東側の展望の良い場所であった。厚木市までははっきり見えるが、相模原市の方は霞んでおり、それ以遠はほとんど見えない。広場の端にリンドウ(竜胆)が3本ほどかたまって咲いていた。まだ見られるかと、カメラを向けなかったが、結局リンドウが見られたのはここだけ、チョッピリ後悔する羽目になった。
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写真1枚目は、大山ケーブル駅で発車待機中、
2枚目は大山山頂



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