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10月17日「晴れたらいいね」オフ会で三国山ハイキングコースへ(3/3) 

2013年10月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 2時38分、山麓のパノラマ台に向け薄の茅戸の下りに掛かる。この道もジグザグには切られて居らず、直線的な道である。急な所は階段になっていた。流出し易い土質のため土嚢で補強されている。滑らないように慎重に下る。途中に、ヤマラッキョウ(山辣韮)の花が咲いていた。名を問われたが、その場では思い出せなかった。葉の無い茎先に半球形にピンクの小花が沢山付いている。微妙な薄紫のノコンギク(野紺菊)の花も見られた。
 3時8分、パノラマ台に到着。トイレ休憩を取る。車が何台か停まっていてカメラが三脚に並んでいる。少々怪しげな空模様なので、カメラにはカバーを掛けてあった。山中湖を前景に富士山に沈む日を撮りに来ているのかも知れないが、今日の夕陽は期待薄かも知れない。
 2車線の自動車道路を大きくU字状に回り、湖畔に続く森の中の歩道に入る。自動車道の途中には桜の木が植えられていた。赤くかなり紅葉が進んだ木もあれば緑のままの木もあり、随分の差を感じた。また、路肩から山中湖東端の平地に広がる平野の集落の家並みが良く見えた。森に入ると、空が暗いので道も薄暗く感じる。まだ夕方という時刻でも無いのだが…。稜線に比べると同じ森でも木の密度が高く、光が遮られているためのようだ。
 3時32分、舗装道路に出る。指導標がバス停を示していたので、道路を横断してみるが、道らしきものは無い。指導標の向きが悪いようだ。舗装道路を下ると程なく三国山ハイキングコース入口のバス停に着いた。周囲にはテニスコートが沢山ある。
 富士山駅(旧富士吉田駅)行きのバスは、4時39分発。1時間弱の待ちになった。レストランらしき建物も見られるが、この時期の平日、開店している様子では無かった。結局、バス停で話をしながら、時間を潰す。小さい川の対岸に、ヤマボウシが熟した実を沢山付けていた。試食してみたかったが、取れる位置では無い。
 バスは「ふじっ湖号」と名付けられた特別塗装のバスだった。他の乗客は誰も乗っていなかっかた。このバスは、駅に直行では無く、紅富士の湯に寄ったり、忍野八海のある忍野村の中に寄ったり、道の駅や富士山レーダードーム館のあるリフレふじよしだ、市民病院の玄関などを巡るので、乗車時間が長かった。最初は自分達だけだった乗客は、忍野八海など途中バス停の乗車でほぼ満席となり、5時30分に富士山駅に到着した。
 駅に着くやいなや、特別参加の女性は中央高速バスの乗り場に向かった。乗り換え時間が2分ということだったが、無事、乗車できたそうだ。4人は、大月行きの電車の切符を買う。各駅停車は32分発、しかしその前、14分にフジサン特急があった。300円の特急券を買い、河口湖始発の特急に乗る。平日なので自由席も空席があるのではと期待したが、満席に近かった。指定席車両は空席があったが、移動はせず、車両最後部の座席と壁の間のスペースに立つ。発車して間もなく、前の席に座った夫婦のご婦人が、指定券を買ったというご主人に言われて、指定席車両に移動し、空席ができた。皆さん譲りあったが、最終的に自分が座席に着いた。abe107さんは通路とは段差のある、床に座って飲んでいた。大月駅ではJR中央線特急かいじ号との連絡があったが、18時39分発の高尾行各駅停車まで40分程待った。
 天気予報通りの晴れにならなかったのは惜しまれるが、雨には合わなかったし、起床時や電車での失敗があったものの予定コースを歩くことができたので、良しとすべきであろう。大洞山ではガスがかかったが、明神山では展望もあったことであるし…。赤くなる樹木は多くないようだが、春の新緑のころは良さそうなコースだ。上天気の日にまた訪れたい山だった。
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写真1枚目はパノラマ台付近から山中湖と平野の集落、2枚目は富士山駅のホーム(バックは富士急ハイランドのジェットコースターと観覧車の灯り)



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