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10月17日「晴れたらいいね」オフ会で三国山ハイキングコースへ(2/3) 

2013年10月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 30分ほどの食事休憩の後、山頂を発つ。カメラを持つ手が冷たい。山では手袋が必要な季節になって来ている。尾根は相変わらず緩やかで、次のピーク楢木山(1353m)も難なく通過する。右側の樹間からチラチラと富士スピードウェイのサーキットが見え、レースは行われていないようだが、エンジン音が聞こえることもある。1時24分、富士スピードウェイへ下る道の分岐が有り、現在地はヅナ峠と書かれた指導標があった。しかし分岐する道は傷んだ箇所があるようで、通行止めと書かれた札もあった。地形図では峠になっていて山中湖に下る道が記載されているが、それらしき道は見当たらず、指導標も三国山を示すだけである。廃道になっているのかも知れない。
 緩やかなアップダウンで、三国山(1320.2m)に1時40分到着。この峰には三角点はない。ベンチがあり、樹間からの展望が少しある。ガスの流れは、大洞山を発って直ぐ無くなっていた。山頂標識を入れ三脚を立てて記念写真を撮る。三国山は名の通り、山梨県、静岡県、神奈川県の境界のピークである。東に伸びる尾根は明神峠を経て不老山へと伸びる。これから向かう三国峠は真北に下ることになる。
 10分程三国山で過ごし、下りに掛かる。今日一番の急斜面である。水平距離450mの間に200m程高度を下げる。正規の道がどれか不明なほど、踏み跡が錯綜している。歩きやすそうな踏み跡を選びつつ下る。2車線の自動車道が越える三国峠に2時7分降りきる。南東側は遠くに平野部も望めるが、曇り空が続いていて鮮明には見えない。
 道路を横断し、明神山の上りに掛かる。明神山(別称:鉄砲木の頭)は標高1291m、今度は水平距離700mで173m程の上り。これまでのルート中ではやや急坂である。峠を過ぎるとすぐ、明神山の山中湖側は茅戸になっていて明るい。ルートは山頂を目指し一直線の上り、幾分息が切れる。山頂の手前に綺麗なハコネトリカブトの花が咲いていた。
 2時31分、明神山山頂に立つ。大展望が開けている。直ぐ下に山中湖、その先は富士山の裾野が広がる。湖畔の緑の帯に続き、陸上自衛隊の北富士演習場になっている茅戸の帯、そしてまた緑の帯になるが三合目付近から上は雲に隠れて見えない。折角の展望地なのだが実に残念である。山中湖の右の低い山の上には白い「ホテル・マウント富士」のビルがはっきり見えた。山中湖から左に目を向けると、今日歩いてきた稜線が見える。いかにも、ゆったりととした山容である。アザミ平から畑尾山あたりだけが明るい。山中湖の右の方は湖畔の大平山越しに御坂黒岳1793m、アンテナ塔の立つ三ッ峠山1765m、さらに右には道志山塊の盟主御正体山1682mも見える。
 ゆったりした山頂の山中湖に向いて、山中諏訪神社奥宮という表示された石柱と石祠が花崗岩の石積みの金属パイプで囲まれた台座の上に設置されていた。付近にはフジアザミが点々と見られたが、花は終わって冠毛が伸び、一部は実が抜け去ったりしていた。
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写真1枚目は三国山の山頂、2枚目は明神山からの山中湖



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