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10月17日「晴れたらいいね」オフ会で三国山ハイキングコースへ(1/3) 

2013年10月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 三国山ハイキングコースは、富士山の東、山中湖の南側に連なる標高1383mの大洞山を主峰としたなるゆったりした山容の連山である。富士山の展望と、深まった秋の草花を期待しての計画だった。
 10月17日、台風26号の影響が心配されたが、御殿場市付近は大きな影響は無かった様子なので、予定通り催行を決めた。当日の天気予報は「晴れ一時曇り、最高気温19℃」であった。
 参加者は、abe107さんとabe107さんの主催するコミュニティーメンバーの女性1名、mariji3さん、れさん、そしてMOMOの5名だった。
 家を7時20分ころに出るつもりで、6時過ぎに目覚ましをセットしていたが、寝不足気味もあって止めてまた眠ってしまった。6時10分前に妻に声を掛けられて目覚め、朝食抜きで家を出た。小田急町田駅のホーム売店でパンを買った。ホームで“mariji3”さんと“れ”さんと偶然一緒になり、小田原行の急行電車を待ったが、途中で乗り換えるつもりで先に来た本厚木行きの各駅停車の電車に乗る。多分、海老名駅で乗り換えることになるだろうと思っていた。町田の次駅の相模大野は急行停車駅であるが、特に急行接続のアナウンスが無いのでそのまま各駅停車に乗ったままだった。ところが、海老名の2つ手前の相武台前駅で急行の通過待ちになってしまった。通過した急行に乗らねば、御殿場駅集合時刻の9時30分に間に合わないことは分かっていた。
 新松田駅で降り、正面のJR御殿場線の松田駅に行ってみるが予定していた8時47分発の次の電車は9時30分まで無い。バス便も御殿場までは無いため、abe107さん達には先に予定バスで登山口の篭坂峠に行ってもらい、自分達はタクシ−で追うことにした。電車を待つ間に、abe107さんにメールしようとしていた時に、当人から電話があったので、急遽の変更を告げる。
 2両編成の電車は満席だった。足柄駅で6,7人のハイカーが下りたが、足柄峠に向かうのだろう。御殿場駅に着いて直ぐタクシーに乗り、篭坂峠に向かう。途中abe107さんから、「峠のバス停に着いた」という電話。「20分後に着くので登山口で待機して…」と伝える。10時35分、篭坂峠に到着。やはり予定より20分遅れになった。ちなみにタクシー料金は4670円であった。
  天気予報に反し、曇り空。叢雲ではあるが隙間なく覆われている。日差しが無く気温も低い。
 簡単に自己紹介を済ませ、歩きに掛かる。少し舗装道路を上った公園墓地の中から山に入る。アザミ平までは、落葉樹林の中の道で展望は無い。道の大部分は50cm以上U字状に凹んでいる。火山砂で石は無く、大雨の時は流出し易いのであろう。肥沃とは言い難い土質のためか、森の樹木も小型で、下草刈りなどせずとも、潅木や雑草は育たないようで、樹木の間が見通せる。木々は色付きが始まっているが、真紅に染まる樹木はない様子。枯葉に混じって台風で落ちたまだ緑の葉もある。ヤマボウシの実らしいブツブツの穴のある赤い実もあちこちに落ちていた。台風直後であるが、真新しい倒木は無かった。
 緩やかな上りが続き、10時57分、アザミ平に直行する道と、畑尾山を経由してアザミ平に向かう道の分岐に着く。アザミ平直行の予定コースを取る。分岐付近の道端にハコネトリカブト(箱根鳥兜)の花が咲いていた。分岐を過ぎると暫く道の傾斜が増すが徐々に緩やかになり、巻道のようになる。
 緩く下り、11時31分、畑尾山経由の道と合流する。ここがアザミ平の西端である。ここで小休止する。やや盛りは過ぎていたが、大きい花を下向きに付けたフジアザミ(富士薊)が1株、花を残していた。アザミ平ではリンドウ(竜胆)、リュウノウギク(竜脳菊)、カワラナデシコ(河原撫子)、ウメバチソウ(梅鉢草)も咲いていた。
 暫し、高原状の道になり展望も開ける。山中湖と富士山の裾野が見えるが、生憎の曇り空、かなり霞んでいる。草地を保護するためのロープが道脇に張られていた。畑尾山分岐から8分ほど、アザミ平の東端に着く。ここから大洞山の手前のピーク1366mへ高差80m程の上りになり、尾根を直線的に登るが、急な傾斜は無く、ピークに着く。東富士演習場からであろうか時折、ドオーンという打ち上げ花火のような音が聞こえる。20m程下って40m程緩く上ると大洞山1383.5mで、今日のルートの最高点になる。
 12時8分、山頂に到着。標識の英字表記はMt.Ooboraとなっていた。山頂は樹木に囲まれ展望は無い。ここで昼食を摂ることにした。ガスが南から流れて来た。風はほとんど感じないが、かなり寒く感じる。皆さん、薄手のダウンを着たり、雨衣の上を着用したり、防寒対策をとる。mariji3さんが、バーナーでご自分のラーメンを作って食べた後、コーヒーを振舞ってくれた。寒い時の暖かい飲み物は嬉しい。落ち葉の中に、ダイコンソウ(大根草)が1本、黄色い花を咲かせていた。
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写真1枚目は篭坂峠からアザミ平への登路、2枚目はアザミ平の指導標



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