9月19日　「晴れたらいいね」オフで御岳山へ(2/2)

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音楽HP作りと自然探訪と…

2013年09月26日ナビトモブログ記事
テーマ：自然探訪

　道は緩やかに沢に向かう巻道で10時57分、天狗岩に到着。岩の下部には鎖が取り付けられており、岩に登れる様になっていた。ザックを置いて、カメラだけ持ち岩に上がってみた。岩の上に大きな杉の木が数本あり、上部は入り組んだ木の根の階段の様になっていた。岩の上には祠と2つの岩の最高部に天狗の銅像が置かれていた。祠の周りに5人程腰を下ろしていた。引き返すとき、mariji3さんとみっき～さんも登って来た。たかやんさんだけ下で待機だった。
　11時9分、沢に向かって下り始める。振り返ると天狗岩は垂直にそそり立っている。岩の上から下を覗かずに下りたが、かなりの高度感があったであろう。4分程で沢筋に至る。全長1.5kmのロックガーデン(岩石園)歩きの本番である。
　台風18号の通過から3日、水量は多め。清流が苔むした石の間を流れ下る。木漏れ日が泡立つ水流を際立たせる。ロックガーデンでは右に左に流れを渡るが、その全てが橋では無く、上が平らな大きな石を据えた飛び石になっている。歩道を作ったときの苦心が伺える。谷の両岸の山は自然林で、イタヤカエデ(板屋楓)の木も多く見られる。新緑や紅葉のシーズンは景観にさらに彩りを添えるであろう。
　11時25分、上高岩山を経て大岳山への分岐を見送り、ロックガーデンをさらに上流へ進む。12時33分、東屋とトイレのある休憩所を通過、ここからは谷の両岸が急峻になり、谷幅が狭くなる。“お浜の桂”というカツラの大木を見ると、ロックガーデン再奥の綾広の滝に到着である。11時41分だった。
　「綾広の滝」は落差10ｍ。水量がそう多くは無いので豪快とは言えないが、綺麗な滝である。武蔵御嶽神社の滝行に使われる滝とのことで、鳥居？(上の横木は1本)がある。写真を撮り、ロックガーデンを引き返す。5分程戻った休憩所で休憩所で昼食を摂ることにする。東屋のベンチが空いていたので最初は座ったが、脇に立つトイレの匂いが鼻を付き、石積みの上に移動した。しっかりした東屋であるが、配置が悪い。mariji3さんが、ガスバーナーで湯を沸かし、コーヒーを振舞ってくれた。
　12時38分、休憩所を出発。往路を引き返し、天狗岩には12時51分に戻った。ロックガーデンの中では、ミゾソバ(溝蕎麦)の白花種、カメバヒキオコシ(亀葉引起)、テバコモミジガサ(手箱紅葉傘)などの花が各所に咲いていた。
　天狗岩から七代の滝までは指導標に200mと書かれていたが、70mの高度差があり、鉄製のステップ幅の狭い梯子に近い階段と木の根の自然階段の連続である。下りる人より、上って来る人が多く、何度か途中待機になった。
　1時5分七代の滝に到着。落差50mの大小8つの滝の集まりだそうだが、見られるのは下から4番目だけ。下部の滝は両岸から狭まった岩の間を落ちていくが全貌を見ることはできない。上の4つも道が無く同様である。高さは7～8ｍ位。これも形の良い滝である。5分程の滞在で七代の滝を出発。
　3分程は緩い上りで、長尾平の入り口の先から下ってくる道と上養沢への道の分岐に至る。分岐を過ぎると今度は下り。小さな流れの沢の掛け橋の様になっている箇所では、台風で流出した土砂が被さっていたが、隅を通過。1時18分、養沢川沿いの林道に出た。
　林道終点から、上養沢バス停まで3.7km、そして三ツ合鍾乳洞までさらに1.5km。鍾乳洞の入洞可能時間が3時とすると少し急ぐ必要があった。草花の写真を撮ろうとしたら、メモリーフルの表示。古い写真を消去しながら歩く。仲間は先に下って行った。
　そのうち、突然、下痢っぽくなってしまう。我慢しながら歩こうとするが、歩が鈍る。我慢ならず、幸い誰も通らないので林道脇の草の中で、用を足そうとしたが、間に合わず下着を汚してしまった。養沢川の流れに降りられる場所まで行って、ジーンズを脱いで下着を洗う。時間がどんどん経過してしまう。何とか処置を終えようとしたとき、みっき～さんが心配して引き返してきてくれた。そんな事があって、上養沢のバス停に着いた時は、2時45分になっていた。メンバーに申し訳なかったが、三ツ合鍾乳洞見学はカットすることにした。(※ 帰宅後で鍾乳洞の案内を見たら8月は17時までになっていた。)
　15時23分発のバスに乗車。座席数が12席しかない小さなバスだった。乗車は自分たち4人と女性ハイカー一人。途中、大岳鍾乳洞入口で数名乗車。バスは瀬音の湯経由。十里木の交差点から少し秋川を上流に走り、橋を渡って坂を下り、瀬音の湯の前で折り返す。瀬音の湯の駐車場には沢山の車が停まっていた。小さなバスに30人位も乗車したか、寿司詰め状態になる。
　バスはJR武蔵五日市駅に4時頃に到着。五日市線で拝島駅に出ての解散になった。天候に恵まれ上々のオフ会であったが、最後のMOMO自身の体調急変で、三ツ合鍾乳洞見学予定をカットしてしまったことは、申し訳なく思います。
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写真1枚目は「綾広の滝」、2枚目は「七代の滝」