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音楽HP作りと自然探訪と…
9月9日 陣場山に上り明王峠から相模湖駅へ(3/3)
2013年09月15日
テーマ:自然探訪
2時11分、営業はしていなかったが茶屋がある明王峠に到着。峠と言っても鞍部では無く、南に伸びる尾根の道が合する緩やかなピークになっている。数人のハイカーがベンチで休んでいた。自分も休憩にする。飲み物を飲み、煙草を一服。
10分程休憩し、裏高尾縦走路の明王峠を後に、相模湖駅へ向けて下山に掛かる。ゲンノショウコ(現の証拠)や、キンミズヒキ(金水引)のアップ写真を撮る。3分程はやや急な下りの階段道。その後は暫く緩やかな下りになる。道は良く踏まれており、整備もされ歩き難い場所はなかった。再び尾根の傾斜が増し、ジグザグ道になった途中に1m程に積まれた小石の山があり、脇に「明王峠・石投げ地蔵嬢ヶ塚」と書かれた由緒書きの立札があった。
2時38分、尾根の鞍部を横切る舗装林道を通過する。小原の底沢集落と吉野の伝通集落を繋ぐ林道である。指導標には、明王峠から0.5km、与瀬神社へ3.6kmとある。林道の峠から僅かに上りまた下ると633mのピークへの緩やかな上りになる。途中に奈良本、吉野バス停と書かれた分岐があった。自分は与瀬神社への道を行く。633mのピークの所は尾根東面を通る巻道になっていたので、上り返しは僅かだった。巻道の途中に丈が30cmほどのナンテンハギによく似たミヤマタニワタシ(深山谷渡)が赤紫の蝶形花を付けていた。
3時2分、ほぼ平坦な杉林の尾根になる所に、大平小屋という無人の休憩所があった。最近営業した形跡は見られないが、消えかかった札に「清涼飲料 登山(以下読めず)」の表示もあった。丸木のベンチで軽く休憩をとる。ここから暫くは緩やかな尾根道が続く。尾根の先に孫山(548m)があり、山頂への階段道もあったが、西側を巻く道を通る。途中、面白い形の白い花を見た。丈は50cm位で、下向きの花を5段程輪生している。大部分はまだ蕾で、1つのの花は開いていた。帰宅後に調べ、始めは何科かも検討がつかなかったが、花の付き方がクサボタンに似ていることを思い付いた。結論はシロバナクサボタン(白花草牡丹)、キンポウゲ科センニンソウ属の花だった。
道は孫山を巻いて緩やかな尾根に出る。ツクツクボウシやヒグラシの蝉の合唱が賑やかである。道端にはアキカラマツ(秋唐松)が薄黄色の花を付けているが、倒れて草の中から道に張出したものばかりで、直立したものは見られなかった。
3時40分、標高430mの所で、緩やかな尾根は終わり与瀬神社へ向けての急な下り坂が始まる。相模湖に接した与瀬の集落の標高は170m程。水平距離550mの間に260m下る計算だ。次第に蝉の声に代わり、麓を通る中央高速道路の車の走行音が高くなり、やがては轟音の連続になる。樹木に視界が閉ざされていなければ相模湖の眺めが良さそうであったが、樹間からチラチラ見える程度で残念である。階段やロープが張られた急坂を下る。ジグザグになった道が、左に尾根を離れて間もなく、与瀬神社の境内に出た。
4時5分になっていた。与瀬神社は大きい建物が3棟あり、里宮としてはかなりの規模だった。本殿前の庭から高さ15m位の石段があるが、恐ろしく急で、手摺がない。上りで前に倒れるならまだしも、もしもを思うと下るのは怖い。脇の舗装された坂道に回避する。すぐにY字路をV字に下るが、指導標は曲がらずに行けば、与瀬遊覧道路、小原宿と記されていた。現在は相模原市緑区与瀬だが、旧相模湖町の中心部が見下ろせる場所があった。手前を斜めに高速道が突っ切っていて、市街地、相模湖そしてバックは右に石老山、左に嵐山である。曇空になっていて鮮やかとは言えなかった。
坂を下り、鳥居をくぐり、鳥居脇の慈眼寺を眺めると、高速道路の橋に出る。与瀬神社の参道と慈眼寺の参道をくっつけた歩道橋で幅が10mほどもあり、前後は階段でデッキの様である。階段を下り、住宅地の道路に出ると、相模湖駅まで5分という指導表があった。一旦、国道20号線に出て駅に向かう。
4時20分。相模湖駅に到着。まずまずの成果があった、今日の野草撮影登山を終えた。
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写真1枚目は明王峠茶屋、2枚目は与瀬神社
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