メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

音楽HP作りと自然探訪と…

「晴れたらいいね」オフ会で北横岳、霧ケ峰へ(その6) 

2013年07月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

その先は湿原のほとりの木道に入った。高層湿原とのことで湿原の中はミズゴケなどが多く、花はほとんど見られない。しかし木道脇には様々な花が咲いている。乾燥化が進行している湿原の隅にある鎌ヶ池の辺りまで行くと、中学生の団体が説明を受けるのに止まっている。2本並行する木道ではあるが、人数が多いので追い抜きは困難と動き出すのを待つ。鎌ヶ池の脇は水辺の樹林が邪魔して良い構図の写真は撮れなかったが、しばらく進んで鬼ヶ泉水という小池の辺りから綺麗な景色が撮れた。八島湿原と中の鎌ヶ池、そのバックは物見石山、蝶々深山、そして霧が峰。ここからも山頂のレーダードームが良く見えた。山肌は大部分が草原で黄緑っぽい緑、点々と濃い緑の樹木がある。鎌ヶ池の直ぐ後方は森で濃い緑が楔のように湿原に向かって伸びている。
.
木道脇では、マンセンカラマツ、イブキトラノオ、ビッチュウフウロ、ニッコウキスゲ、チダケサシ、ノハナショウブ、キバナカワラマツバ、ヤナギラン、シシウド、ホソバイワベンケイなど多彩な花が見られた。
.
12時55分、八島ヶ池の脇に到着。中学生の団体はビジターセンターや駐車場のある丘の方に上がって行った。八島湿原発のバスがあれば我々もそうしたのだが、土日休日しか運行されていない。従って、定期バスの走る車山肩か霧が峰インターチェンジまで歩く必要があった。湿原を反時計回りに、湿原脇の歩道を進む。こちらでは、オオカサモチ、シナノキンバイ、ノハナショウブ、ノハラクサフジなどが見られた。
.
獣避けのゲートを開けて通り、湿原周回コースを分けると僅かな歩きで“ヒュッテみさやま”の前に至る。1時25分頃だった。WCの矢印があり、みっき〜さんとキタさんが向かったが、しばらく戻って来ない。ヒュッテ前のベンチで待つ。「トイレは矢印の標識から片道100mほどもあった」とのことだった。ここから車山肩に向かうか霧が峰インターチェンジに向かうか相談する。現在地の標高は1615m、車山肩は1805m、やや見上げる角度になる。霧が峰インターチェンジの標高は1680m、距離的には少し遠いが、霧が峰インターチェンジに向かうことに決定した。
----------------------------------------------------
写真1枚目は物見石山から見下ろした八島湿原、2枚目は八島湿原・鎌ヶ池と霧が峰車山



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR

上部へ