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音楽HP作りと自然探訪と…
「晴れたらいいね」オフ会で北横岳、霧ケ峰へ(その1)
2013年07月27日
テーマ:自然探訪
7月21日(日)から22日(月)、「晴れたらいいね」のオフ会で、白樺湖畔のペンションに1泊し、北八ヶ岳の(北)横岳と、霧ケ峰高原を歩いてきた。
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21日は5時過ぎに起床。始発バスで町田に出て、横浜線で八王子へ、8時29分発の中央線特急「スーパーあずさ1号」に乗る。
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9時10分。茅野駅のホームに降り立つと、隣の車両から同行予定の“キタさん”と“みっき〜”さんが降りてきた。関東地方は雲が多めだったが、茅野は良く晴れていた。
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二人は駅舎内のコンビニで食料を調達、バス乗り場に向かう。アルピコ交通の窓口で北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅までの切符を買った。日曜日で天気も上々なのに、意外にバスに乗る人は少ない。10人ほどしかバスを待つ人はいなかった。
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9時35分に蓼科高原ラウンドバスが来たが奥蓼科経由のため、50分発のロープウェイ直行バスの方が早く着くとのこと。結局ラウンドバスは乗客ゼロで発車。全員が50分発のロープウェイ行きに乗る。バスは途中まで急行運転。以前は長野県企業局の有料道路だったビーナスライン、県道192号線を上る。車窓からの眺めは、田園地帯から高原の別荘地やゴルフ場に変わり、10時20分蓼科湖を通過。10時35分ビーナスラインからロープウェイ駅への道に折れ、5分で山麓駅に到着。直ぐにロープウェイに向かう。
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往復券1800円を買う。ゴンドラは定員100人。窓際には立てず、写真は撮れなかった。チロリアンハットで緑のユニホーム姿の男性ガイドの景色の説明を聞きながら標高2237mの山頂駅へ、高度差にして466mを7分で上がる。赤岳を中心にした南八ヶ岳の主峰群が間近に見えた。10時55分、山頂駅に到着。
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駅舎の目の前は溶岩台地の坪庭である。ゴツゴツした溶岩の重なる坪庭はシラビソやコメツガ、ハイマツ等の針葉樹を中心にした緑に覆われているが、高さは1mに満たないものが多く、北横岳や縞枯山の眺めは常にある。また遊歩道脇には様々な高山植物の花も咲いていた。溶岩の流動性の違いと標高差なのだろうが、富士山麓の青木ケ原樹海とは全く異なる。
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北横岳の登山路は坪庭の中心部からの分岐なので、そこまでは坪庭を巡る家族連れやハイカーと一緒である。坪庭では薄紫のテガタチドリ、黄色のシナノオトギリ、白いゴゼンタチバナ、薄いピンクのクロマメノキなどを撮影。少し登った所から振り返ると、ロープウェイ山頂駅越しに諏訪盆地を挟んで入笠山、遠くは中央アルプスの木曽駒ケ岳も見られた。11時18分、北横岳登山道の分岐に到着。
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分岐からも、しばらくは坪庭の中の道である。少し下って橋を渡り、11時30分北横岳の斜面に取り付く。ここからはシラビソの樹林の中のジグザク道。休憩場所の違いで25人ほどの中高年の大パーティーの後ろに付いたり、先を歩いたりしながら登る。途中、シロバナシャクナゲ(ハクサンシャクナゲ)の花が見られた。さらに登ったところで記憶に無い風変わりな花を発見。地面近くにベルの様な形で下を向き、径、長さとも15mm位。薄黄緑で花の先端は幾つかに分かれて細く尖って反り返り、付根近くには刺状の褐色の毛が密生している。帰宅後に調べて、バラ科のキイチゴ属のゴヨウイチゴと分かった。花弁は無く、5枚の萼で花形が作られているとのこと。ピントがなかなか合わせられず、手間取った。残念ながらフォーカスの甘い写真になってしまった。撮影に時間が掛かってしまい、二人は先に行っていた。
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12時、三ツ岳の分岐にもなっている稜線に着く。二人が休憩して待っていてくれた。ここからしばらくは緩傾斜の稜線。樹林の中で展望は無い。10分ほどで北横岳ヒュッテに到着。ヒュッテの前は広場になっていて数十人の登山者がベンチで食事中だった。日差しもきつかったので、ヒュッテを通り過ぎた道幅の広い所の木陰に座って、我々も昼食にした。
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写真1枚目は坪庭から見た北横岳、2枚目は北横岳登山道から見たロープウェイ山頂駅と富士見町方面
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