5月9日県立津久井湖城山公園へ(2)

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音楽HP作りと自然探訪と…

2013年05月13日ナビトモブログ記事
テーマ：自然探訪

12時40分、根小屋地区の公園へ下山開始。案内図によると本城曲輪へ直接上る古道があったようだが現在は閉鎖されていて、太鼓曲輪跡と飯縄神社の間の四辻まで戻ることになる。ここからやや急な傾斜の車坂(男坂)を下る。山頂を回って来た女坂と合流、更に南側の山腹を回る道との十字路を直進し、13時前に根小屋地区公園の最上部の舗装道路に出た。
　
公園を歩き、草木の花を撮る。黄色の花のオッタチカタバミ、クサイチゴの赤く熟した実、周りにアジサイのように白い装飾花を付けたヤブデマリ、キレンゲツツジ(植裁と推定)、タツナミソウ、ノアザミ、ヒレハリソウ、ジシバリ、トウゴクシソバタツナミソウ、ジュウニヒトエなど。
　
一旦、パークセンターまで下ってトイレに寄り、また西端を上って峠のような尾根を越え、津久井湖畔の太井地区を見下ろす道に出た。良い眺めだった。マクロレンズからズームレンズに交換して、風景を撮ったとき、誤ってレンズキャップを手すりの外に落としてしまった。2m程下の階段状の石積みに落ちていたが、その場で手すりを乗り越えるのは危険と思い、先の方まで行って石積みを伝わって歩き、なんとか回収した。道に戻る時は慎重に手すりを越えた。外に出るのと戻るのでは警戒心に差が出るものだ(^^;
　
公園からの峠状の道は幅2m程の舗装道路。小型車なら走れる幅はある。この道路は現在は途中で行き止まりであるが、どうやら朝バスを降りた「津久井湖観光センター前」のバス停がある、津久井湖城山公園の一画「花の苑地」と車椅子でも通行が可能な園路として結ぶ計画らしい。その道路が未開通の部分は、小網諏訪神社から城山に上る登山道を歩く事になる。午前中に登った道と途中で合流するからだ。登山道なので上り坂にはなっている。建設途中の道が完成すれば、下りだけで「花の苑地」に戻れる筈なのだが…
　
開通している部分の道端で、マルバウツギ、ジシバリ、ハナイバナ、キンポウゲなどの花を撮った。「花の苑地」の近くの桜鑑賞の為の階段通路の斜面に、最盛期はすぎていたがユキザサの花が見られた。接近できない場所で望遠レンズで撮って、ユキザサど確認できただけ。まだ間近で撮ったことが無い花だったので残念だった。
　
14時20分、「花の苑地」に戻る。午前中はいきなり城山に登ったので、「花の苑地」の中を歩いてみることにした。緩い芝生の斜面には、ヘラオオバコが沢山花を咲かせていた。フランスギクの花壇が特に綺麗だった。「花の苑地」を出て、ダム堤の上を通る国道の歩道を歩き、対岸にあるダムの展望台に行ってみる。そこで城山ダムを見るのは、3回目位だが、毎度、ダムの大きさには感動させられる。放流はされていないので、水の迫力は無いが、そそり立つコンクリート堤は見事である。
　
津久井湖城山公園は、先程の「花の苑地」の対岸に「水の苑地」がある。こちらは行ったことがなかったので、ついでに立ち寄ることにした。城山ダムと津久井湖の解説板を見た。昭和40年竣工とある。発電を目的にしたダムではなく、水道水確保の目的のダムだ。水没世帯は285世帯とある。現在の津久井湖の写真と、ダム建設前の写真が並べられていて、興味深かった。「水の苑地」は噴水と水の流れ落ちる人口滝、芝生広場などで構成されている様子だったが、上から眺めるだけにした。モッコウバラや色とりどりのルピナスの花壇が綺麗だった。
　
15時15分、城山高校前のバス停のベンチでバスを待ち、帰宅の途についた。
　
写真1枚目は相模原市緑区太井地区と津久井湖上流部の展望、2枚目は城山ダム(ダム左は城山の山腹)