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さん
私は、その予告を見て「これは観たくない」と思った映画です。
私も、シニアの再婚や、それにまつわる打算や悲喜劇は、自身の小説のネタにしました。
伴侶に先立たれ、残りの人生を、共に生きる誰かを探す事も、よいのではないかと思います。
ですが、そこにはやはり人としての、譲れぬ信条があってしかるべきだと思っています。
打算や、性欲で相手を求めるのは、やはり見苦しいです。
娯楽作としては、上々の作品でしょう。
役者は上手いし、テンポも良さそうです。
けれど、観終わった後に、観客の一部であっても、砂を噛む思いをさせては良作とは言えないでしょう。
但し、これは現代の世相を上手く捉えているも思っています。
2016/09/11 16:24:41
パトラッシュさん
沙希さん、
この映画を見たこと、決して無駄ではなかったです。
何より、知らない世界を、垣間見ることが出来ましたから。
そして、私だけは、例え男やもめになったとしても、
あんな世界に、首を突っ込むまいと思ったことです。
つまり、反面教師としてですね。
しかし現実の私は、どう考えても、妻より長生きする自信がありません。
2016/09/11 16:35:43
シシーマニアさん
私は先日この映画を見てきました。
映画や、お芝居の見方は人それぞれですが、私は無意識に、二通りの見方をしています。
ひとつは、映画そのものより、役者を見る楽しみです。
今回はまさに、大竹しのぶを見に行きました。
木村拓哉の出演作品もそうです。キムタクを見に行きます。
演技は演奏と非常に似ているので、かっこよく言えば、映画を見るのは学びに行く、という姿勢です。
「この台詞の後に、このトーンでしゃべり始めるのは、如何なものか?」とか、
問いかけられて、答えるまでの、間、であるとか。
そういった観点からは、芸達者な役者さん達が勢揃いした、実に面白い映画でした。
映画全体を楽しむ、と言う意味では「母と暮らせば」や「家族はつらいよ」といった、監督の存在感が大きい作品を見るときの姿勢でしょうか。
2016/09/11 19:07:46
パトラッシュさん
シシーマニアさん、
おっしゃるような見方も、確かにありますね。
私の場合、歌舞伎がそうです。
ストーリーなんか、もう先刻承知之助。
役者がどう演じるか、そればかりに興味がありますからね。
シシーマニアさんの場合は、そこに表現者としての目が、耳が、鋭敏に働くというわけですね。
なるほど、参考になりました。
私の場合は、大まかに、映画全体をとらえるもので、
↑のような、感慨に至ってしまうのです。
大竹しのぶの演技には、驚かされました。
正に、至芸の域に達しておりました。
2016/09/11 20:17:52
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