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「六本木の夜 愛して愛して」 

2024年03月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1963年/日本〕21歳の大学生・昌章(峰岸徹)と、16歳の女子高生・千景(中川ゆき)は、六本木で出会った。昌章は母を亡くし、裁判官の父は多忙、そして、千景は父を亡くし、クラブを経営する母もまた多忙。愛に飢えた2人は、強く惹かれ合う。ドライブしたり、遊園地で遊んだり、スケートしたり、楽しい時を過ごす2人。しかし、千景は、何かをきっかけに、突然不機嫌になるなど、エキセントリックな面がある。実は、千景は、4カ月ほど前、辛い事件を体験しており・・・。これは切なく、悲しい物語。愛に飢えた2人が、六本木で知り合って、互いの穴を埋めるように、惹かれ合うのだけれど、全編、ずっと淋しさが漂い、辛い。タイトルの、「愛して愛して」が、2人の心からの叫びのように感じられて、観る者の心に沁みる。特に、中川ゆきさんの演技が素晴らしい。小悪魔なようで、でも、まだ子供で、辛い過去を抱えているけれど、湿っぽくはなく、峰岸徹に甘えてみたり、翻弄したり、実に魅力的。それから、この映画の、もう一つのみどころは、60年代の六本木。セリフの端々から、当時から六本木が最先端なのは伝わってくるけれど、夜の街が華やかとはいっても、この程度。東京タワーが見えるだけで、今の六本木とは、まるで別の街みたい。そして、貴重なのは、この写真からも分かるように、全編通して、東京メトロ日比谷線の、工事が見られる所。オリンピックを控えた東京は、突貫で工事を急いでいたという。そして、この工事こそが、この映画のアクセントになっている。評価 ★★★★☆

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