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読書日記
『ひとり旅日和 幸来る』 読書日記336
2024年02月22日
テーマ:読書日記
秋川滝美『ひとり旅日和 幸来る』角川書店(図書館)
11月末に予約してNo4、普通なら2か月余りで借りられるのだがおよそ3か月かかってようやく借り、3日後に読み終えた。初めの3冊はほぼ連続して読み、5か月おいて4冊目、さらに7か月おいてこの5冊目である。
今回の旅先は石川、新潟、山口!
第一話 能登 極上刺身定食
第二話 妙高 ドロエビと新潟味噌
第三話 村上・新潟 村上牛と日本酒呑み比べ
第四話 山口 瓦そばとフグ
という4話であるが、内容案内によると
グルメ×旅×おひとりさまに贈る、人生満喫本! 日和の恋の行方は――?
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。
会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。
初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。
日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』!
お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。
ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、
教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。
ということであるが、第4話で蓮斗からグズグズしていた理由が説明され、日和には副題の「幸来る」になるのであるが・・私としては「どこへ行った。何を食べた」という食べるばかりのパターン化された旅には食傷気味である。もしかして、作者の実体験した旅の単なるレポートではないかと思い始めた。とりあえず、この著者の別の本を読んで見てこのシリーズをまだ読むかどうかを判断する事にした。
(2024年2月6日読了)
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